
通勤中にハッピーエンドの本を読むと
仕事のやる気も出る気がします。
三浦しをん/まほろ駅前狂騒曲
まほろ駅前シリーズの三冊目です。
このシリーズは、生きる活力や
希望が薄い主人公たちが、
便利屋稼業を通じて得た人脈などから
自分たちも依頼人も前を向いて
生きていくきっかけを掴む話です。
なので、回を追うごとに、
明るく軽い調子になっており、
読む側も気楽に読めるようになっています。
随所にクスリと笑える言動が
あるのも、一冊目より
格段に増えてますし。
でも、親子の関係性を問うという
テーマは相変わらずで、
自分の昔も含めて考えさせられました。
とはいえ、シリーズを通じ、
登場人物がどんどん前向きに
なっていくのを見守ることができるので
ニヤニヤしながら読んでしまいました
