震災後、初めて浦安市へ。
野口です。
京葉線・新浦安駅と順天堂大学医学部附属浦安病院の間の道を通りました。東日本大震災の後、浦安市に遊びに行ったのは初めてになります。
子どもが生まれてからは年に数回、東京ディズニーランドに行ったり、隣の市ですので、普段から当たり前のように公園や買い物などにも行く街でした。
しかし、震災時に大規模な液状化が埋立地を中心に発生したため、避けざるをえませんでした。波打ってしまった道路、乾燥して風で巻き上がる砂、上下水道が使えない場所があることなど。
自分一人なら何とかなりますが(※)、小さい子どもを連れて行くことは流石にリスクが大きいです。また、住んでいる方々に迷惑がかかるようなことはしたくありません。
※浦安市にもボランティアに行く予定がありましたが、募集が「浦安市内在住・在勤・在学」のみとのことで参加はしませんでした。
このような理由があって少し疎遠になっていたのですが、イクスピアリに行く用事ができましたので、久し振りに向かうことになりました。
そして幹線道路を通ったのですが、以下の写真のような光景があったり、道も以前はなかったような凸凹があり、スピードを落として通行する感じです。
電話ボックスだけが浮いてしまったのか、周りが沈んでしまったのか。
道路と歩道の段差が以前より大きく。
道路を流して通っただけであまり偉そうなことは言えませんが、津波で瓦礫の山になった町とは、全く異なった性質の被災状況に、どうやって街が立ち直っていくのか。少し乱暴に言えば、建物が残っている分、選択が難しくなってしまっているのが、液状化の被害を受けた地域の現状なのかなと思いました。
余震、早く収まってもらいたい所ですが・・・。