動き始めたら止まらない。
昨日の昼前、子どもが興奮して呼ぶので行ってみると、蝉の幼虫がアスファルトの道を横断してました。
車が通らなくて良かったねー。
しかし、周りを見渡すと、彼とは違い、
車に踏まれたヤツもいました・・・。
このままでは、
彼も踏まれてしまう可能性もあったので、
(自分たちが踏んでしまうことも)
小さな枝を持ってきて、ピックアップして、
ブロックに立てかけてあげました。
・・・
お昼が終わって、出掛けようとすると、
まだ昼間なのに羽化の最中でした。
蝉の羽化は、てっきり夜間だと思ったので、
油断してました。
直ぐに子どもを呼び、
そのまま暫く一緒に見てました。
写真をよく見ると分かるように、
まだ乾いてない羽が、風に煽られています。
「おいおい、こんな風の強いときに羽化しなくても・・・」と思い、
でも、きっと動き出したら止まらないんだろうな。
ちなみに、写真の奥には抜け殻もあります。
普通は抜け殻の所で、羽化します。
ということは、平行移動したというよりは、
どっかのタイミングで風で飛ばされたんでしょうね。
でも、しっかりと建て直し、
とにかく乾かそうとする姿はとても健気でした。
当たり前なんですが、
羽化が100%成功するなんて無いんですよね。
夜になって帰ってきて居なくなっていたので、
羽の曲がりも大丈夫だったのかな、と。