甲虫元年
去年まで、他の子と採ることはしていたけど、
飼う事に無関心だったウチの子。
しかし、今年は周りの友達の影響で、
「虫を飼いたい」と自分から言い始めてました。
普段からダンゴ虫や、
名前も分からないような虫を捕まえては、
ヨーグルトが入っていた入れ物などに入れて、
飼育ごっこをしてました。
しかし、ダンゴ虫たちには悪いけど、
「ダンゴ虫レベル」のやつらは家の中で飼う資格は与えられません。
妻は虫嫌いです。
カブトだろうがクワガタだろうが、
子どもの成長が絡まなければ完全NGです。
その為に家の中で飼うには、
私の説得・説明が不可欠です。
しかし、「ダンゴ虫ごとき」に、
その気遣いをするほど私は優しくありません(笑)
私自身「外でいいじゃん」の一言です。
・・・そんな話があったのは今年の春頃でした・・・
そして、夏休みに向けて、教室で捕まえた蛙を育ててみたり、
早くにカブトムシをゲットした子どもが持ってきたり。
子どもの気持ちがドンドン盛り上がってきました。
そして、そろそろ頃合かなと思い、
先週末にツリーハウスに出掛けて、
そこでミヤマクワガタを捕まえてきました。
関連記事>ミヤマクワガタの価値
今年は早めに梅雨が明けてくれたので、
問題なく捕まえることができ、
逆に捕まえすぎたので、
小さいミヤマはリリースしました。
そして、一通りの育て方、手入れの仕方を
子どもと妻に伝えて、数日経ちました。
飼育、そして観察をするには、
もう一回りの入れ物があっても良さそうですが、
とりあえず順調に飼っているようです。
ここで、虫の苦手な妻を巻き込んで、
少し引いた形で見守っているのが私のスタイル。
飼っていた事がある私がでしゃばると、
子どもはそれを頼ったり、何か指摘されないか気にし始めます。
それでは子どもの成長を邪魔するだけですので、
虫を触る必要があったり、掃除したり、
子どもから何か聞かれたときにだけ
必要なときだけ登場しようと思ってます。
これ大人でも一緒ですよね。
例えばツリーハウス講座に顔を出したときも、
オーナー(自分で作ったことがある)ことは最後に行ったり、
トンテンカンテンやっているときは近づかなかったり。
例えばパソコン教室を開いたときも、
なるべくほったらかしの時間を作って、
キーボードを覗き込まないようにしたり。
他に気が行ってしまうと集中できませんので、
必要に応じて近づいたり、離れたりを繰り返します。
虫たちの話に戻ると、これから先、
どんな事をやっても基本はお任せです。
虫を触りすぎて弱らせてしまっても、
放置しすぎて死んでしまっても。
こう書くと「虫を大切に」と、何割かの方に言われそうですが、
(間違って)殺してしまうことも含めて、飼育だと思ってます。
その時その時で、本人が何を思うのか。
今年1年だけの話でもありませんので、良い意味で
毎年、放任で見守っていけたらいいですね。
少なくとも、こちらからの押し付けでなくて、
自然と虫に興味を持ってくれただけで、
親としては十分に嬉しいです。