今回は私が退職した頃の話を思い出しながら書いてます。
子どもとの時間の重要性を(知識ではなく)身をもって分かってきた頃、育児休暇取得の可能性を調べてみました。つまり社員規則を確認してみました。
その結果、男性の育児休暇は「予防」ではなく「対症療法」だったことが判明。
もっと端的に、極端に書くと、妻が”何か”あって育児が出来ない場合にだけ取得できるとのことでした。
正直に書くと、ちょっとがっかりです。
無いよりはあった方がいい制度。しかし、ポジティブな意味での子育てとは程遠かったイメージです。
これは、私が勤めていた会社だけでなく、当時の殆どの会社はそうだったんじゃないかな~。調べてないけど。もしかしたら、今でもそんなに大差ないのかもしれない。たまにニュースで流れてくるけど、良いケースのごく一部のような気がする。
こんな書き方してますが、文句や恨みがあった訳ではなく。もちろん当事者になるまで無関心だったわけですから、偉そうなことは言いませんでした。
ただ、ね。
このままで良いのか?というのを考えるきっかけになりました。そして、このきっかけを元に、色々と考え、総合的に考え、退職の道を選択しました。
最後にもう一度書きますが、決してコレだけが理由で退職を決めた訳ではありません。
しかし、納得できなかったのも事実。もし同じような状況で悩んでいる人がいたら、何かの参考になるのではないかと思って書きました。
準備が必要なことでもありますので、直ぐに辞めるのは得策ではありません。
しかし、これだけ色々と社会の歪が出ている現代ですので、これまでの常識は疑ってかかり、自分で調べ考えるくらいが丁度いいような気がしてます。