
週末のツリーハウス・イベントの報告です。
今回は撮影係(※)として参加してきました。
※毎回、これが理想です。
私はツリーハウス・オーナーでもありますが、
撮影係を担当する”こだわり”もあったりします。
まず最初に、意識しないと「こうした方がいい」とか、
きっと口を出し過ぎてしまいます。
皆さんがせっかく体験で参加しているのに、
そのチャンスを摘み取りかねません。
また、指導する人によって、
若干、説明の表現や作業の進めかたが違います。
人間なので仕方がないことですが
初めての方はこの差があると混乱します。
そう”船頭”は少ない方がいいのです。
また、撮影するカメラを通して、
子どもの動きを注意することができます。
体験二日目になると、大人も子どもも慣れてきます。
大人たちはツリーハウスを見ていて、
子供たちだけで、何かをしていることは普通にあります。
子どもたちも初めて使う道具は恐る恐る使いますが、
一度、使ってしまえば、次からは甘く見るようになります。
しかし、電動工具などは、
ほんの少しの力で、もの凄い力が出ます。
その都度、大人に声をかけてくれればいいのですが、
慢心がありますので、子供たちだけで物事を進めます。
もちろん、子供同士の交流が前提なので、
子供たちだけで何かをすることはいいことでもあります。
しかし、最低限のことを、大人の目で見守ることは必要です。
もう一つ、これは特にこだわっている訳でもなく、
いつも流れに任せていますが、
ツリーハウス・オーナーであることは、
自分から先に言わないようにしています。
これは、撮影のために作業している近くに行ったときに、
気を遣わせないためです。
変に頼られてしまったり、
「チェックされているのでは?」なんて思われないように。
体験なのだから自由にやってもらいたいし、
本当に危険と思う時にだけ手を出したいのです。
特に体験初日は、わざと黙っていたりします。
もちろん、こうやって引いた位置にいれるのは、
スタッフの数が足りている時だけです。
足りない場合は、
もちろん実戦部隊として先頭に立ちます。
さて、今回は二日間合計で、
300枚以上の写真を撮りました。
失敗した写真は、その場で消していますので、
シャッターを押した回数は、500回を超えているでしょう。
ビデオカメラも交互に回していましたので、
動画のほうも、テープ2本分になりました。
今後、サイトで使ったり、
色んな資料用として使っていきます。
一番は選べませんでしたが、
好きな写真を一枚選びました。
ツリーハウスのアップの写真ではなく、
かなり引いたアングルの、森の中に佇むツリーハウスです。
※もっと引いた写真もありましたが、
これ以上はディスプレイで見えにくくなりますので、
この1枚をチョイスしました。
『森の真ん中に立つツリーハウスは、実は森の入り口だったのです。』
ツリーハウス完成間近になると、作業をしている人以外は、
ツリーハウスの周りで遊ぶようになります。
今まで我武者羅にツリーハウスに向かっていた視野が
作業の終わりが見えて、時間に余裕ができると、少し広くなります。
その時に、一緒の時間を共有した仲間の顔を、
はじめてゆっくり見ることができ、自然と会話が始まります。
参加するまではツリーハウスが中心のように思えたものが、
ツリーハウスはきっかけに過ぎないと気付かれた方も多いと思います。
(まだ時間が経ってないので、
そこまで明確に言葉になっていないかもしれません。)
ツリーハウスが全てというより、
ツリーハウスから全てが始まる。
森に人が通うということの、
その入り口がツリーハウスなのだと考えています。
あと、無条件に楽しい(^_^)v