①力(しょう)のなくなってしまった形見の訪問着
②これを裂いていきます。バッグに仕上げますので、必要な(長さ100cm)分の縦糸を裂織り機に掛けます。
今回の縦糸はラメの入った糸を使います。縦糸に指定はありません。
③縦糸を張ったら、先ほど裂いた着物地を横糸として右から通してソウコウの向きを変え軽くトントンと叩き、次は左から通してソウコウの向きを変えてまた軽くとんとんと叩き、これを繰り返して織り上げていきます。
④幅約40cm長さ100cmの裂織りの生地が完成しました。
⑤織り上がった生地をバッグに仕上げます。
今回はグリーンの本革と、別で織った黄色の裂織りと裏地には赤の着物を合わせていきます。