薬の影響も少しずつ消えていき、

このまま元に戻るかも?と期待していた私達。


でも現実はそんなに甘くなかったショボーン


急に幻覚・幻聴に襲われるようになった姑。


私が休みの日。掃除をしていたら母屋から悲鳴が聞こえた。


何事?びっくりと母屋への扉を開けると、毛布を被り震えている姑。傍らには呆れ顔というか困ったような顔をした舅が立っていた。


「お母さん、助けてえーん汗汗近所の人が棒を持って襲いに来たの!集団で来て、外壁を叩いたり、窓を割って入って来ようとするの!」と震える姑。


もちろん、外には誰もいない。


「誰も来てないよ!いい加減にしろよ!ムキー」と怒鳴る舅。


わかった!プンプンと雨戸を閉めてあげた。


「ワタシちゃん、何してんの?びっくり


お義父さん、ここは任せてください!と伝え


お義母さん、全部雨戸閉めて、鍵も頑丈に閉めたよ!だから外からは誰も襲いに来れないよ!安心して!と声をかけ、寝室に連れて行った。


布団に寝かせてから、寝室のドアの前にはじいちゃんがずっと見張ってるから、絶対大丈夫だからねと声をかけた。


頷いてる姑。



だけど毎日私が居るわけではない。

多分、舅では怒鳴りまくり、手を出しちゃうかも知れない。


その日の午後、急遽病院受診。


主治医に状況を説明し、お薬を追加して貰い、少し幻覚・幻聴は落ち着いた。


でもやはり、寝室に引きこもるようになってしまった姑でした。