うちの姑、自転車が大好き。



「排気ガスを出すのは地球環境によくない!」と普段からご立腹。でも自分の車はお持ちになってる。


背筋をピーンと伸ばして、颯爽と自転車に乗り、畑や買い物、用事を済ませによく出かけておりました。


ある日、姑が「ちょっとお茶会してくるね」と片道20分の親類宅へ自転車で出かけたの。



3時間後、庭で洗濯物を取り込んでいた私。


舅は庭の木を剪定中。


そこへ猛スピードで姑が自転車を漕いで帰ってきた。


姑の後ろからは見知らぬ車がびっくり


「すいません!!今こちらに自転車で入ってきた女性はご家族?真顔


はい、そうですけど。何か?


「あなたの親?」


はい、姑です。


「あのねぇ、あなたの姑さんね、自転車で転けて、止まってた俺の車に自転車ぶつけたの。変な音したからさ、家から出たら、女の人がさ、自転車立て直ししてて、声かけたら、急いで逃げるの。変だなと車みたら、サイドミラーは曲がってるし、傷はついてるし。」


でも、姑が怪我したんじゃないかと心配してくれたその男性は、跡を追い、追いついて声をかけたんだけど、


姑はガン無視。とにかく自転車で爆走。


やりそうだわガーン



すると舅が「おい!!出てこいよ!」と姑に家の中から出てくるように怒鳴った。


返事しないんだから出てきやしませんよキョロキョロ


申し訳ありませんショボーン

「こちらで修理代は弁償させていただきます。」と

舅と二人で謝りました。


男性が帰った後、自宅内は修羅場。


「なぜ出てこない!謝るのが先だろ?ムキー


「だってバレないと思ったからさ」


「当て逃げは立派な犯罪なんだよ!ムキー


(はやく謝っちゃえばいいのにキョロキョロ)


「あぁ、うるさい!」


あっ。姑、蹴られた…ガーン



後日、謝罪に改めて舅は出向いた。姑も連れて。


その際に相手の親からは「野放しにしてはいけな

い」と言われたらしいガーン


できれば檻にでも入れときたいんですけどね笑い泣き



この頃から、舅の晩酌の量が増えていった。