14時過ぎに2人は帰ってきた。
「ただいま！腹減ったー」
「お腹すいたよ〜」
みんな「お疲れ様でした!どうでした！？」
「とりあえず、飯食いながら話すよ」と、火野さん
搬送された利用者さんは、対応が早かったから命に別状はないそうでホッとした
一ヶ月くらいの入院で済みそうだ。
武藤さんがお弁当を温め食べようとしたら、事務室から、矢口さんが喚く声が聴こえた。
「なんでこんなに遅くなるんですか!!2人で何をしてたんですか!!」
仕事中のフロアにまで聴こえる大きな喚き声。
「バカじゃないの?仕事だっての
」と武藤さんが、ポツリ。
火野さんも「仕事だよ!仕事で遅くなっただけ！」と諭してる。
なんだか地団駄踏んでるような足音と泣き声が聴こえるんだけど。
本当にみっともない
だから嫌なんだよ。
社内で恋愛関係になられるのは。
何で手を出したかな〜
あれっ。急に静かになったぞ。
そっと事務室を覗きにいくと
火野さんが泣きじゃくる矢口さんの頭をナデナデしてた。
気持ちワリー
お前らいくつだ！？何歳だぁー？
中高生じゃねぇんだよ!