少しづつだけど
安井さんと会話もするようになり
仕事も苦ではなくなって来た。
しかも、一緒に仕事をしていると
不思議なもので、その日の安井さんの
精神状態が言動でわかるようになってきた。
レベル1「肉まん食べたいな」
この言葉を仕事中に発すると、少し疲れている状態
レベル2「ラーメン食べたいな」
そろそろ精神的に追い詰められてる状態
レベル3「あったかいもの食べたいな」
もう駄目。この言葉を発したら、額に縦線入ってるんじゃないのか?ってくらい前髪下がって、えげつないくらい落ち込んだ状態。まさに体育座りして両足抱えちゃうレベル。
「今日、やばいよ」
「なんか家であったのかな?」
「とりあえず、何か食べさせとく?」
「ちょっと大判焼でも買ってくるわ!」
周りは随分気を遣ってたよね![]()