「どこから来たの?」
「何歳?」
「◯◯さんって知ってる?」
◯◯さん?誰だ?でも聞いたことあるなぁ~
と考えながらも
質問に答えていた。
「草取りながら話をしましょうか?」という私に
彼は「わかったよ」と返事をくれ
何回も同じ質問を繰り返した。
初めての経験ということもあり、
何回も同じ質問をされるのが当たり前なのかなと
何の疑問を持たなかった。
彼もまさか何回も同じ質問をしても、私から答えが返ってくるとは思わなかったのか
最初は真顔で質問してきてたのに、笑みを浮かべて質問してくるようになっていた。
すると急にサブリーダーの安井さんの声が背後からした。