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また 悲しい知らせを 新聞で 知った。
尊敬してやまない日本画家の堀 文子さんが この2月5日 100才で 天国へ 旅立たれた。美術大学を卒業して稀有の才能ある女性であり 日本画家の道を ひたすら歩んでこられた。大磯軽井沢にアトリエを構え自然の中に身を置き製作活動していたが いつも現状に満足せず 70才イタリアトスカーナに移住、帰国後も 未知の世界を求め 77才アマゾン 80才ペルー 81才ヒマラヤ山麓へ取材旅行 83才の時大病で倒れられたが 奇跡的に回復され 又新たな制作に取り組まれていた 。何とも強く逞しい精神を持っておられた。自分とは余りにもかけ離れた見上げるような人だった。彼女の数ある著書の中 画文集「 花 」「 季 」が、本棚にあるが 今 手にして見ると色彩が 柔らかで草木や花々に 心から深い愛情を持って見て描いておられるのが感じられる。豊満な気品に満ちた牡丹の花は あらん限りの命を、輝きを放ち極限の美そのもの。2015年に 県立美術館で画展「 一所不在」を観て画だけでなく彼女の人生の生き方そのものに衝撃を受け 魅了され ブログにその感動を書いた事もある。80才を過ぎてヒマラヤで見た幻の花 ブルーポピィの透明な青い色 強い葉は脳裏に残っている 。
群れない  慣れない  頼らない  その姿勢は もう一人 私の大好きな 茨木のり子さんと相通じる。今日2月17日が 「倚りかからず」の詩人茨木のり子さんの御命日である。お二人ともに 無欲 脱俗を旨とし何ものにも執着せず しかも女性としての優しさ 美しさ 品格、気骨を持って人生を終えた崇拝すべき女性であった。
これからは 著書「ひまわりは枯れてこそ実を結ぶ」「堀 文子の言葉  ひとりを生きる」画文集「命というもの」などを読ませていただき 凛として人生の巡礼を終えた堀文子さんの言葉 感性 根性 品格など 素晴らしい生き方を勉強したい。心からご冥福をお祈りします。