いよいよ債権者集会の日になりました

 

朝から緊張です

 

服装ですが、ネットでもいろいろ調べましたが、裁判所という場所、免責をお願いするためにいくことを考えると、やはりスーツにしました。

 

真夏でしたので、白シャツに黒パンツで、ノージャケットです。

 

集合時間の20分ほど前に、裁判所に到着しました。建物が大きいので、どこが入り口か少し迷いました。

 

入り口を入ると、空港並みの手荷物検査で、この時点でかなりびっくりしました

 

手荷物検査を終え、債権者集会が行われるフロアへエレベーターで移動しました。エレベーターを出ると、壁には今日債権者集会を受ける人や会社の名前と時間が貼られていました。

このフロアに来る人は、債権者集会に関係する人ばかりなので、そこに貼ってあっても問題はないのですが、自分の名前が貼られているのはちょっとびっくりしました

 

そして、そのエレベーターを出たところで、弁護士の先生とも会い、債権者集会の部屋へ入りました

 

債権者集会の会場は大きな会議室といった感じで、入り口側に待つための椅子がたくさん並べられていて、奥側に長机と椅子が何脚か置かれていました。

入り口側の椅子で待ち、奥のテーブルのところで1組ごとに債権者集会が行われるとのことでした

 

待っているところからは、テーブルのところが丸見えですし、声も普通に聞こえるところなので、普通にびっくりします

 

話していることが聞こえるかも、、、などプライバシーとかの問題などどうなんだろうと思いましたが、そんなことより自分の免責のことで頭がいっぱいです

 

 

債権者集会の時間まで15分くらいをあったので、椅子に座って待っていました

 

他にも同じ時間帯の人が待っていました。破産の当人、弁護士、管財人、それに債権者(お金を貸している人)もいるので、結構な人数の方が待っていました。

男性は、スーツの方がほとんどでした。真夏でしたので、クールビズでノージャケット、ノーネクタイの方も多かったです

女性も、白や黒などの服装で、派手な方はいませんでした。

 

待っている間、私は弁護士の方とたわいもない世間話をしていました。

管財人の方が後から来られて、まず郵便物を渡されました。問題のサプリメントもありました。

ネット通販をよくしていたので、そのダイレクトメールがほとんどでした。

 

そして時間になり、奥の長机に男性が何名か座られました。受付の方が、これより債権者集会を始めます。名前を呼ばれたら、その方の関係者は前方の長机に移動してくださいということでした。

 

そして、一番最初に名前を呼ばれ、そのまま前の机に移動しました。

 

私の他にも、あと2組ほどが同時に名前を呼ばれ、横のテーブルに同じように座り、3組が同時に債権者集会を始めるといった感じでした

 

机には、裁判官がすでに座っておられ、そこに、私、弁護士、管財人が座りました。債権者は誰もいませんでした。

 

債権者が誰もいませんでしたので、そのまま免責審尋になりました。

 

それは、私の借金の内容を改めて調査した管財人が、免責をしてもいいかどうかを裁判所に報告します。

 

管財人は、ここで様々なことを考慮し、免責相当であると報告されました

 

私は、ただ聞いているだけです。何も答えることはありませんでした。

 

そして、裁判官が、これで終了ですと告げ、終わりました

 

時間にして本当に3分程度。びっくりする早さでした

 

退席すると、次の方が呼ばれていました。

 

私は、管財人に、ありがとうございましたと挨拶をし、別れました

 

管財人の方にお会いしたのは、管財人面接とこの債権者集会、この2回だけでした。

 

その後、弁護士から今後の流れを聞きました。

 

1週間程度で結果が出るので、結果が出たら連絡する

郵便物の転送を終える依頼をするので、2、3日程度で普通に戻る

 

そのようなことを話し、弁護士とも別れました

 

弁護士の方も、管財人面接と債権者集会の2回、お会いしただけです

 

あとはすべて電話でのやりとりです。

 

弁護士の先生もいろんな案件を抱えているため、直接お会いするのはなかなか難しいと思います

 

そして、私の債権者集会が終わりました

 

あれだけ緊張していた債権者集会ですが、びっくりするほど早く終わりました

 

一つの部屋で3組ほどが同時に集会を行い、待っている人もすぐ横にいるのは、今考えるとちょっと変な感じですが、当日は自分のことでいっぱいいっぱいなので、なんとも思わなかったです

 

さて、あとは、免責の結果を待つだけです

 

つづく