昨日、『自然育児 森のわらべ 多治見園』主催
イベントに行ってきました。
県の補助金を受けての一大イベント。

私は参加していませんが、一日目もワークショップ、めちゃくちゃ面白そうなの満載でしたよ。

私が参加したのは二日目。

午前は新潟の「森のようちえんてくてく」の小菅江美さんの講演会。
『保育現場における 森づくり』


園長、浅井智子さんの挨拶件ではじまりました。



小菅江美さん。


去年秋の木育大交流会以来。
小菅さんの話し方、好きなんですよね。
ど真ん中まん前で聞かせて頂きました
(*^▽^)/★*☆♪




ではざっと
【講演会で印象に残った言葉などを…】
森の話を聞いているのに、人を育てる視点と重なるところが多々。

・薪ストーブを手に入れたのではなく、薪のある暮らしを手に入れた。

・森とつながる保育活動を手に入れた。

・月一、森ピザ
土曜に親御さんたちや卒えん生達、森の整備に集まってピザを食べたあと、森の清掃をしたり、整備をしたり、薪割りをしたり。

やはり、整備に親御さん達が入ると、フィールドへの思い入れが違う。

・森づくりは大人が、メイン。
 子どもはその姿を横でみていたり、感じたり。

・子どもがそういった大人の横にいるということが絶対的に大事。

・子ども達、けっこう動いて手伝ってくれる。薪を割ったり、運ぶのをトングで運んでくれたり。(薪が軽くなる)油圧式の薪割り機を買って子どもも薪割りできるようになった。

・子どもは遊びも仕事もない。
面白いからやっている。
面白いからやっていることで、誰かにありがとうを言われたり。

・田んぼから人の手がひくと、一気に景色がかわる。
森もすたれていく。
川も、海も…。
(命の営みは繋がっている)

・日本の森は木の種類が多い。

・人工林 単一性
 自然林 多様性
同じ自然だけど、多様性の上に成り立つ自然。
子ども達、多様な社会に触れられるという意味もある。森のようちえんは自然林いいかも。

・田んぼ
区画整理が進み、大きな機械でするように
人の手が入るとなんでもまっすぐになりがち。 
自然のものにはまっすぐはあまりない。
直線と曲線…
曲がっているところによどみができて多様な生き物がすめる。 
直線、なかなか、生き物がすめない。

・畑
森に近い畑にしたくて自然農をしている。
刈った草をつんで…
長い時間はかかる
でも、そうして時間をかけると、草をかきわけるとミミズがいっぱい。
敵になりかちな草を味方にしたい。
多様な生き物によって森がなりたっている


・卒えん生、毎年1本木を植えている。
 多様性の森になるよう色んな種類の木を。
30年50年100年後の森を想って…
森のようちえんを想って…

・森づくりは人づくり

・森の時間はスパンが長い
長い長さで命が育まれている。

・森っていう存在をどのように考えるか
どのような影響を与えているか。

・木の自給率は2割
木でお金にかえるのはものすごく時間もかかるしエネルギーもかかる。

・自然の素材はいずれ朽ちていく。
またつくりあげる楽しみができる。

・人工林:一気に植えることで競争がおきて早く育つ
ある時期くると間引いて他の木が育つように間伐。
ふしがたくさんで、使いにくい。

・育った子はどう育っているか?
➡そもそも、人それぞれ違う
多様でいい。同じように育ってない。
自分は自分でいいという安心感はあるか。
お父さん、お母さんがどんな状況になっても大丈夫という安心感をもって育てている気もするが…
どんな人も役割がある
みんながいて私がいる

森にいると人の価値があがる
火を炊くのも人がいないとできない。
機械じゃ火はおこせない。

●教育の場としての価値で森の価値が上がる(いろんな付加価値をつけられる)
頂いている分、社会に森に返す。
そのことで、森のようちえんの価値も上がる。
社会の役にたっている。

●自分でやっていなくても、ジーっとみていると知らず知らずにやってみたら身体がうごいたり。


長くなったので続く…。