何度も何度も死にたいと考えて生きてきました。

実際大きな自殺未遂は2回、
でも死ぬことができなかった。

死ぬことができないなら
どうやったら生きていけるか
そんなことを考えたとき、

私の事を知らない人ばかりの場所で
人生をリセットしたいと思いました。

職場の評価を気にすることもなく
体調が悪い日は誰にも気兼ねなく家にいれる
最低限の家賃と、
保護したい動物が暮らせるスペースがあればいい。

できたら庭で野菜を育てたい。
料理が得意だからカフェを開くのもいいかも。


とにかく、ここじゃない場所で生きていきたいと思ったんです。

ずっと体の不調を隠しながら働いてきたけれど
職場の人にどう思われてるんだろうとか
彼氏にすら体調のことを隠して
ただただひたすら投薬するしかない現実に
疲れ切っていたのかもしれません。

働いても働いても毎月ギリギリで
貯金する余裕もなく
30過ぎても貯金はゼロ。
それどころかマイナスの月もある。

周りはどんどん結婚して
昔結婚していた彼は今では再婚して連れ子のパパ。
もう連絡したくても連絡もとれない。
歳が近かった姉も結婚し子供がいて育児に必死。
友達も次々に子供が産まれていく。
実家の周りも全て新築の子供が生まれる家庭に
要塞のように外壁が埋まっていて
なんだか最近ではコロシアムに帰る気分。


私は、もう子供を産むことはずっと前に諦めました。
もし妊娠したり薬が飲めないことや
ちょっとしたささいな何かがきっかけで
また症状が重かったときに戻ってしまったら
今度こそ死ぬ以外の決断ができる気がしないから。

昔子どもはずっと欲しかった。
名前まで考えたりしていました。
まさか人生でこんな選択肢が無くなってしまう日が来るなんて、
あの頃は想像もしてなかった。

いまはたった1匹の家族と
その1匹に残された数年感を
どう過ごそうかを考えています。

帰る家は昔から死にたくなるような場所で
ヒステリックな母親と
無関心な父親の間で
なるべく帰る日を減らそうと
ひたすら彼氏の家や知り合いの家を点々としていた時期もありました。
とにかく家族に顔を合わせる時間をなくすために
一時期は仕事を7つ掛け持ちして
朝は9:00から仕事、そのままぶっ通しで夜の仕事もして家に帰ると2:00、そんな生活も送っていました。
給料はある程度は入ったけど、結局朝昼晩3食全て外食だし出費はかさんでいたけど
体力さえあれば、これが1番効率よく生きていたころだったのかも。


今の私には最低限残った自分の経験と、
勉強してきた知識と
私を必要としてくれるペットがいれば
それ以外は簡単に手放すことができてしまって
例えば誰かと付き合っても、
心のどこかで
いつ別れても傷つかないように
なんにも感じない無感情な自分がいるんです。
だから、「好きだよ」とか「ずっと一緒にいたい」と言われても
「私も大好き」とか「結婚してずっといようね」とかじゃなく、
ただ
「ありがとう」の一言だけ。
気持ちは嬉しいけど、実際私いつまた死んじゃうかんからないから約束はできないよ、って気持ちしかもうないです。


このブログを書こうと思ったのは、
来年移住して、私と同じような思いをして生きている誰かが
こんな生き方があったんだ、
こんなやつが生きてるんだからできるかもって
思ってもらえたらと思って。


こんな気持ちを抱えてる方
似たような思いをささている方と繋がれたら嬉しいです。



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