今は社会人として(時間制)として働く娘の
不登校の記録を綴っています。
高校は単位制の昼間定時制に通学し
大学は中学時代から希望していた所に進学しました。
進路について、色んな選択肢があるので参考までに。
(なお、最新のものは是非ネットで調べてみて下さいね)
娘の時代と、色々変わっているはずですので。
不登校を経験した娘にとって
普通高校に通うことは、結構ハードルが高いような気がしました。
もちろん高校から心機一転、誰も知らないような所で
スタートが切れた子も何人も見ていますので、
それぞれだと思っています。
家では、中学から本人自身が行けると思っていたので
3日で中学校に通えなくなった挫折感がすごくあり
「もう私が行ける高校なんてない」と泣いていました。
その時にもらったアドバイスが、高校進学の意欲や将来への希望となっていたので
紹介したいと思います。
まず「昼間に通える定時制高校が県内に出来た(合併で県の中央に新設された)」ことを教えてもらいました。
県内全域から募集するとの情報でした。
ここを目指すには、前期選抜を目指してみたら?ということでアドバイスされました。
受験対策として
・教室登校は出来なくても、保健室登校でも良いので週2以上(午前中だけでも良い)
・テストは毎回受けて、評定をしてもらうこと、評定なしではなく、5段階で1でも2でも。
(テストの期間は、少し長めにとってもらえるように相談)
・実技科目は、何かで点数をつけてもらえる可能性があれば相談してみる
(美術以外は、行った時に何かしらを実技としてやってもらえて、評定をつけてくれた。
本棚を作ったり、歌のテストをしてくれたり、ピアノで評定してもらえました)
・昼間定時高校の前期選抜を受けたいことを伝えて早めに対策をしてもらう
(作文・面接があるが、1年生のうちから少しずつ対策をしてもらえた、面接練習もしてくれた)
・某チャ●ンジのテキスト持ち込みOKの許可をもらい、授業の進度より少し先に
進んでおく。分からない箇所を行った時に先生に教えてもらった。
(持ち込みには校長先生の許可がいりました)
・英語は英会話スクールに通っていました
(英語が好きだったので、スクールだけは通えた。この好きが大学進学や就職に繋がった)
同じ学年で、一緒に保健室登校をしていた子は
娘と同じ高校の通信制に進学しました。
広域通信高校を選んだり、昼間はアルバイトして、夜間高校に進学した子もいました。
アルバイトしながら高卒認定試験を受けて、大学進学した子もいました。
どんな所が合っているのか、本人と話してみることも大事だと思います。
県内に下宿しながら、不登校対応もしている高校と言うのもありました。
ここに、通っていた子のママさんと話す機会がありましたが
手厚く対応をしてもらえたので高校からは行けた、ということでした。
目の前のことを一つずつ。一歩ずつ。
将来に繋がって行けば良いですね。