骨盤に注目！反り腰＝骨盤前傾

日頃、キレイな姿勢で生活できている方は少ないと思います。ピンと立っているつもりでも、横から見ると腰が反ってしまっている女性は非常に多いもの。イラストの右の女性は、典型的な反り腰です。この姿勢の時、骨盤は前傾しています。骨盤前傾とは、左右の腰骨が恥骨よりも前に出た状態。「骨盤は全身の要」、ここがゆがむと上半身にも下半身にも悪影響が出てしまいます。

反り腰だとなぜ前ももがパンパンに？！

骨盤が前傾している場合、骨盤の前側から膝の骨につながっている大腿直筋(だいたいちょっきん)と呼ばれる筋肉が短縮性の収縮をしている状態になり、常に使われています。

この大腿直筋は、太ももの筋肉の中でも一番大きい筋肉で、かつ前ももの一番外側に位置しているので、大腿直筋が常に使われ発達していくと、どんどん前ももがパンパンな見た目になってしまうのです。また、ある筋肉が収縮すると、かならずその裏で緩んでしまう筋肉があります。前ももの筋肉の場合、それは裏ももの筋肉。太ももを酷使する運動などはしていないはずなのに、前ももが張っていて、さらに裏ももを触るとプニプニしている、という人は骨盤のゆがみが原因で前ももが張っている可能性大なのです！

〇デスクワークで座って作業する時間が長い
〇常にハイヒールを履いている
〇内股(立つと膝小僧やつま先が内を向く)

これらの習慣も、骨盤を前傾させて前ももに負担をかける原因になりますレッグラインが崩れるだけでなく、腰痛にも直結してしまいます

次回はどうしたら左のイラストのように真っ直ぐな姿勢になれるのか、改善方法を載せていきますね

太ももの前側の張りをどうにかしたいんです！！