樫内あずみ 触れる絵画の個展
「 恋と受粉とあなた 」

-会場- 「 nuu 」
カフェ2階 gallery space @kimononuu
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くま子と愛知県常滑市へ

花屋に並ぶ花は、すべて「生殖器」だとご存知ですか?
みんな、お祝いがあると、おめでとう!と言って、花という「生殖器」をプレゼントしているとあずみちゃんのインスタを読みながら、なかなかに、ガツーーンときた真夏の夜。

今まで知らずして、セイショクキをfor youしてた、わたし。
センスの塊じゃないか!!
今後、積極的にお渡ししたい(笑)
というわけで、わたしなりに、「性」ということを考えるキッカケになったわけなんですが、相当に蓋してるわけなんですよ。

身体を触らせていただくお仕事をさせていただいているのにですよ。
学びでは、なかなかの医学的な部位を診たり触ったりするわけなんですけれど、それとこれとは、全く違います。
全く違くないと仕事にならないですけれど(笑)


「性」という「欲」を満たす事は
強いこだわりのように引っ付き想いを巡らす
その「欲」こそが本能
人間としての機能、人間だと自覚するtoolだなぁと思うのです。

「性」は、コミュニケーションの1つとも思います。
わたしの「捉え方」は、相手と交流出来ているのか、実はとてつもなく不安。
なんかいつもズレてるようだから。
それが、わたしの面白さでもあるので最近は、開き直っていますが(笑)

投げられた物をキャッチしているようで、変化球ばかり投げているくせに、反応を受け取ってなんとなく折れて、諦めてしまっている。

「自由」に生きてるようで、社会性という形に、自分を埋め込もうとしている。
タブーなんてものはないのに、自分の気持ちに従わない。ぎゅうぎゅうに、蓋をしています。

タブーとは、思い込みの産物で時代や国が違えば、「性」に対して変化していくもの。
ただ、あるのは、「欲」や「衝動」

人を好きになることは、とてつもなく自由で自然な事です。
同性を好きになった事もあるし、先生を好きになった事もある。

わたしは、「好き」って自分の気持ちを言えないから、抑えられない「衝動」をなんとしてでも抑える。



そこにタブーはないのに、タブーばかりを羅列して進めないように堰き止める。

「性」は、プログラムの中で最優先事項なんでしょう。
強い、ものすごく強い。
抗うとエネルギーがすぐに尽き果てる。

「性」から生まれ「性」と共に生きてきた。
それならば、「性」を考える事は自己理解に繋がるのではないか。

自分の気持ちに従うことが人間としての営み。

「性」を通して
ただ、ただ、あなたに触れたいと思う。

理解できない事や分からない事だらけだけど、
この衝動は、わたしが人間である1つの証拠。

わたしの衝動と相手の衝動が重なった時、相手との対話がはじまる。

衝動には、色があり
触れた手にも色がある
あずみちゃんの絵を手に取り、色の息吹きの先を見ながら、「あるがまま」に生きるピースをここ、常滑で拾いました。

わたしは、これからも小さい声でも伝えていく。
わたしは、これからも触れていく。