京都祇園舞妓といえば
何事もすぐ研究したくなっちゃう私が
今回はまった祇園ものの漫画たち。
・女帝花舞
・紅匂ふ
・玄椿(くろつばき)
女帝花舞は、前提となる「女帝」シリーズを読んでからの方がより一層楽しめます。
祇園の中だけにとどまらず、政争や暴力団覇権争いなど社会政治的な権力・利権争いのストーリーも多し。
最初の方の巻の方が祇園らしさを純粋に楽しみ学ぶにはよいですが、「女帝」シリーズ同様、のし上がり系ストーリーがお好きな方にはおススメ。
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紅匂ふ
紅匂ふは、芸妓峰子さんの原作をもとにしたもの。一人の女性が舞妓になり、芸妓になっていくさまを描く半生記ものです。お稽古事のことなどがよくわかるし、トップをはる舞妓さん・芸妓さんのプロ意識にもふれられ、感情移入しやすいかもしれません。現実の舞妓さん・芸妓さんのことが一番わかりやすいかも。恋愛事情についても。「女帝花舞」よりもっと女性漫画らしい絵です。
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玄椿(くろつばき)
玄椿(くろつばき)は、とにかく絵が一番キレイ! 祇園という場所の不思議さ、京都という場所の特殊性を盛り込んだお話で、「舞」がメインのストーリーです。神がかりな舞を踊る「胡蝶」という舞妓さんが主人公。それを除けば、一番現代っぽい内容かも。まだ、完結していません。とにかく絢爛豪華な絵です。ストーリーもおもしろいです。クラシックバレエやダンスをやっていたので、こういうダンス?ものには無条件に惹かれます。初めて日舞に興味が出てきました。
伝統芸術の中で生きる方達のお家事情や思惑なども面白いです。身近に何人かいるので、ちょっと意見を聞いてみたくもなりました。
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京都に来る前に読むもよし、私のように京都に来てから読むもよし(そうすると本当にハマリマス)。
これで海外で祇園や舞妓さんのことを説明するのに、より確かな知識が増えました。