★ カワウソの学校とヌートリア ★ | RuBisふわふわ王国 by 高木美香

★ カワウソの学校とヌートリア ★

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ドイツ・ハイデルベルク(Heidelberg)の動物園で28日撮影されたコツメカワウソの一家。コツメカワウソは世界最小のカワウソで、東南アジアに生息。
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カワウソは、よくヌートリアと間違えられます。
カワウソは、ラッコと同じ科で、南半球をのぞく世界全域の水辺や海上で生息しています。日本にもいます。正確には、「食肉目(ネコ目)」・「イタチ科」。
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反して、ヌートリアは、もともと日本にはいなかった外来種。南アメリカが原産地で、毛皮を取るために移入したものが野生化し、帰化して日本に分布しました。そして、種目は「齧歯目(ネズミ目)」・「ヌートリア科」。
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どちらも、水辺で生活していて、泳ぎが得意ですが、カワウソは肉食ハンバーガー、ヌートリアは草食いちごです。

日本に昔からいるカワウソには、様々なお話があって、河童のモデルだったり、カワウソそのものが妖怪視されたり、お隣では、中国後金の創始者(在位:1616年 - 1626年)清の初代皇帝太祖ヌルハチの先祖は、カワウソだとされてます。目(カワウソハーフか、クォーター。つまり、人間とカワウソの子ども)
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体の特徴が、「水かきをもった四肢は短く、胴体は細長い。このような体型は水の抵抗が少なく、敏捷な泳ぎを可能にしている。」とのことで、まさか日本人が水泳得意なのは、この身体的特徴のせい!?

「体は密生した下毛と固くて長い剛毛に覆われており、これらの体毛が水をはじくことにより、水中で体温が奪われることを防いでいる。」 水かきが見えますね。
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一方、ヌートリアが日本に入ったのは、日本戦中1939(昭和14)年。150頭のヌートリアがアメリカから輸入され、うち47頭が陸軍獣医学校に納入されて大規模な養殖が試みられることになったのがきっかけ。そのころ日本は満州、シベリアへ出兵する兵士の軍服に、水に強い毛皮が大量に必要でした。両生類の毛皮は、水に強いのです。
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そもそも、ヌートリアという名前自体、毛皮は“カワウソ”のように上質で、“カワウソ”の毛皮と称して売買されたため、“カワウソ”のスペイン語<ヌートリア>が、呼び名になったとか・・・。

ヌートリアは「沼狸」と名付けられ、その音が「勝利」に通じると喜ばれました。その後全国にヌートリア養殖所が設けられ、国内で4万頭以上のヌートリアが飼育されたのです。しかし終戦に伴い、その毛皮は価値を失って養殖場は全て廃止され、逃げ出したヌートリアが野生化してしまいました。近年の護岸工事に伴い、住みかとエサ場を失ったヌートリアは田畑を荒らすようになり、有害鳥獣として一匹1000円程の懸賞金をかける市町村もあります。”侵略的外来種”として問題になっている”帰化動物”なのですが、それも勝手な言い分ではありますよね。。。

逆に、カワウソは日本中に広く生息していましたが、乱獲や開発による生息環境の変化で激減し、ほとんど絶滅したと見られています。しょぼん
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あまり皮下脂肪をためられないので、冬眠せず、冬も狩りをしないといけないのも、一因?
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ヌートリアのフランス語名はラゴンダン。ragondin  英語名は コワイプ Coypu またはヌートリア Nutria

カワウソのフランス語名はルートル。loutre  英語名はオター otter


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