【社会人地獄その8】

初デートに競馬場を選んだ私

色気も何も感じられませんね真顔

行ってみたいと思いつつ、一人で行くのもハードルが高く、誘うのにちょうどいい!と思って提案しました笑


競馬場のある駅で待ち合わせて、競馬場へ馬

自分で誘ったくせに、馬券の買い方や競馬場のルール的なことを何も調べてこなかった私

なんとNくんの知り合いに競馬新聞社に勤めている方がいらして、色々と聞いておいてくれたり、レジャーシートを用意してくれたりと準備をしてきてくれました

だだっ広い芝生のコース、艶々なお馬さんたち、人々の歓声、感じたことの無い独特な雰囲気が漂っており、どれも新鮮でした

少額ですが、初めて馬券を買ったり、売店で買ったお弁当を食べたりと、すごく楽しかったです
(ビギナーズラックでのミラクルはなく、賭けには負けましたニヤニヤ)

あとあと思ったのですが、初デートに競馬場はおすすめかもしれません

・お金の使い方が見れる、さりげなくそういう話がしやすい
 →「負けた分どうしても取り返したくなる性分なんだよね~」とか「運が無いから賭け事は苦手だ」とかそういう話できますよね


まあ、そういうの隠して話さない人もいると思いますが

何も準備してこなかった私に比べ、知り合いに聞いて事前に準備をしてくれたNくん
そういう気遣いが大変嬉しかったです

逆にNくんからどう思われたのだろうか笑

このデートでも、「自分のダメなところ」を思いつく限り話しました
また、自分だけでなく家族のことも色々と話しました

一応、結婚前提のお付き合いをするかどうかなので、そういった深い話をしておくのがベターだよなと思って話しておきました

我が家は関係ないのですが、
例えば「婿に入ってもらわないと困る」「こういう宗教を信仰している」など
家庭によって事情が様々だと思うので、出来るだけ先に家族のことやそれを取り巻く環境についても話しておきたいと思ってのことでした

こういう込み入った話って、話すタイミングなかなか難しいですよね
若ければ若いほどそう思います

かといって何年も付き合ってから知って「もっと早くに知りたかった」となるのもお互い気まずい内容もあるかと思うのです


私にとっては、先にこういう話ができて良かったです
彼も彼で誠実に答えてくれたので、より相手を深く知ることができました


そうして一か月ほどデートを重ねてお互いのことを知っていきました

仕事後、2人で居酒屋で飲み始めるときに、Nくんが改まった様子で話しはじめました

「この1か月でたくさんはなこさんのことを知って、気持ちは変わらず付き合って欲しいと思いました。これからも付き合ってもらえますか?」

と律儀に告白してくれました


私の返事は
「はい!お願いします」でした


つづく