大人を支える支援の先に、子どもたちの声が届かないことがあります。 言葉だけでなく、生活や発達も含めて聴くことが大切です。 今回は、子育てや支援の現場で学んだ“本当に必要な支え”について解説します。

大人への支援、その先にいる子どもたち
📘公的扶助研究会2日目
今日は分科会に分かれての学び。私は「子ども分科会」に参加しました👶✨
テーマは、生活に困難を抱える人たちを支えるケースワーカーさんの支援について。
病気や高齢、貧困など、さまざまな事情を抱える方の相談を受け、 生活を立て直すために支援していく——。
その中で、つい見落とされがちなのが“子どもの声”なのだそうです。
大人への支援が中心になり、 「その先にいる子どもたち」がどんな思いで日々を過ごしているのか、 十分に聞かれていない現状があるとのこと。
今日の大きな学びは、
「大人への支援の先に、子どもたちの声が聞かれていないことがある」という現実でした。

📌 こどもの声をどう聴きとるか
「子どもの声を聴く」といっても、ただ話を聞けば良いわけではありません。
年齢によっても、自分の思いをうまく言葉にできなかったり、
誤学習が影響して、発する言葉と心の中の思いが一致していないこともあります。
また、“本人の成長に必要なこと”と、“今欲しいこと”は必ずしも同じではありません。
だから、言葉を鵜呑みにして応えるだけでなく、
その背景にある「本当に必要なこと」を整理しながら育てていくことも大切です。
この“要求と必要の違いを整える力”が弱いと、
大人になってからも生活や人間関係で困難にぶつかりやすくなります。
🌿 保護者支援の視点から
生活がうまくできない大人が、子どもの生活やスキルを整えることは簡単ではありません。
たとえば「泳げない人が、泳げる子に育てられるか?」という話🏊♀️
泳ぐスキルだけでなく、体力を育てたり、体調を整えたり、
目先の動作だけでなく幅広く準備することが、ラクに泳ぐ力につながります。
そして、「なぜ泳げるのか」という理由を理解していなければ、
子どもに教えることは難しいのです。
これは子育ても支援も同じ。
上手くできている人を見るだけで、真似するだけでは、うまくいきません。
🌱 成長に必要なことと欲しいことのズレ
本人が今欲しいことと、成長に必要なことは違う場合があります。
このズレを少しずつ整えるよう関わることが、子育てや支援の本質です。
感情に寄り添うことに力を入れようとするあまりに、保護者(支援者)もこども(本人)も、必要課題が見えにくくなることもあります。
この見極める力が弱いと、大人になっても生活や人間関係で困難が生まれやすくなります。
だから、子どもを支える力、生活を整える力を
社会全体で育てていく視点が必要なのです。
🌸 できない人をどう支えるか
大人も子どもも、できない時には支えられる経験が必要です。
できるようになる過程を一緒に楽しむことが大切。
子育てを通して、人との関わり方や信頼の築き方も学べます。
人を支えながら、自分も育つ──その循環が広がれば、社会はもっとあたたかくなるはずです🌈
💬 今日のまとめ
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子どもの声は「聴く」だけでなく「見る」ことも大切
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要求と必要を整える力を育てることが、子育てや支援の本質
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支援の入り口に立つ大人の成長が、子どもの未来につながる
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