🌿共生社会が教えてくれる“生きる力”

今を大切にする子どもが育つ環境とは


荻川ほのぼの保育園さんを見学させていただきました。

ここには、現代社会の中で失われてきた、“日常の中にある共生社会”が生きていました🌈



🌸保育と介護がつながる場所 


この園は、保育施設と介護施設が一体化していて、子どもと高齢者が自然に関わり合うことができます。

扉を開けると、お遊戯室と介護フロアがひと続きになっていて、子どもたちの笑い声と、高齢者の方々の優しいまなざしがひとつの空間に溶け込めるようになっています。


👧子どもたちは、車いすのおじいちゃん・おばあちゃんと関わることで「老いること」「命の尊さ」を自然に学び


👵高齢者の方は、子どもたちの元気な声や笑顔に癒される。


👩‍⚕️介護職員さんにとっても、
子どもの声が聞こえる職場環境は大きな励みになっているそうです。


核家族化が進み、地域のつながりが薄れる中で、このように“共に生きる感覚”を生活の中で育てていけるのは、とても貴重なことですね🍀





🤝大人同士の“共生”が子どもを支えている 


そして印象的だったのは、保育職員と介護職員の連携がとても丁寧に行われていること。


日々の関わりや施設として共同で、役割を担うことで、意見交換が自然に行われているそうです。

  • 職員同士が互いの専門性を理解し、尊重し合うこと。

  • お互いの“違い”を認めながら協力し合う姿。

その関係性こそ、子どもたちが“共生”を目の当たりにする最高の教材です。
子どもの共生の前に、大人の共生がある——まさにそう感じました🌿



🌼共生社会で育まれる子どもの学び

荻川ほのぼの保育園さんでは、介護職員さんが子どもたちに「おじいちゃんやおばあちゃんは骨が弱いから、優しく触ってね」などと伝えているそうです。

  • 相手の身体の違いを理解し、思いやりを“行動”で表す。

  • 自分が“助ける側”になる体験を通して、自信と責任感が育つ。

  • 思い通りにいかないことも受け入れ、相手を尊重する心が育まれる。

こうした経験は、まさに共生の原点です。



🌸「今の幸せ」に気づく時間 


この環境で過ごす子どもたちは、
「自分は自由に動けるけれど、いずれそうではなくなる」という“命の時間の流れ”も知ることができます。

  • “老いる”こと、“命が終わる”ことは誰にでも訪れる。

  • だからこそ“今”を大切にし、感謝して生きることを学ぶ。

障がいのある方や、年齢の違う人との関わりも、思いやりの気持ちを広げる大切な経験ですね。



🌱多世代の関わりが生きる力を育てる 


自分の祖父母ではない高齢者との関わりには、
家庭では得られないたくさんの学びがあります。

  • 違う背景をもつ人との出会いが、柔軟な心を育てる。

  • 「多様性」を自然に受け入れる力が身につく。

  • 「社会の中で自分はどう生きるか」を考えるきっかけになる。

そしてそれは、**人と人との“信頼関係を結ぶ力”**につながっていきます。




💡「うちの園ではできない…」と思う方へ 


「うちの園は違うから」と思う方も、どうぞ安心してください😊

共生社会を学ぶ方法は、特別な環境だけではありません。

  • 園や学校に働きかけるのもひとつの方法。

  • でも、家庭でも“いろんな人と関わる場”をつくることができます。

たとえば、公民館のイベント・地域のお祭り・ボランティア活動など。
意識して探してみると、「あ、こんな場所にあったんだ」と気づくことも多くなるものです。



🌻意識が変われば、行動も変わる 


幼い子どもが自ら人と出会う機会をつくるのは難しいもの。
だからこそ、大人が環境をどう整えるかが大事です。


「できない」と思うのは、結局“優先順位”の問題。本気で大切にしたいことがあれば、人は必ず工夫します。



🌈子育ての優先順位を考えたい方へ


ふわっちでは、子育ての優先順位を見直したい方へ、具体的なヒントやサポートをお届けしています🌿


もちろん、他で学ぶのもOK。
ただし、そのときは“多角的な視点”をお忘れなく☺️



🌼共生の輪が広がる幸せ

この素晴らしい取組みの母体である藤の木原福祉会さんは、私が関わる「NPO法人適正育成ラボふわっち」の支援団体でもあります。

理念や想いに共感してくださり、
「子育ち」を大切にする輪が、法人や地域を越えて少しずつ広がっていること――
そのつながりに、心から幸せを感じます。



✨子どもの未来を支える“共生”のヒント

  • 共生は「特別な取り組み」ではなく、日常にどう取り入れるかが大切。

  • 子どもたちが「守る側」「支える側」になる経験が、思いやりと行動力を育てる。

  • 大人同士(保育・介護・家庭・地域)が対話と理解でつながることが、子どもの学びにつながる。

  • 幼児期から多世代と関わることで、命・老い・幸せの価値を知る。


「共生社会」というと難しく聞こえますが、
実はそれは、“人と人が心地よく関わり合う”こと。
家庭でも地域でも、できることから始められます。

🌷「ふわっち」では、そんな“子育ての優先順位”を見直すヒントもお伝えしています。
無理なく、あたたかく、共に育ち合える社会を一緒に作っていきましょう。


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