「お金がない人は、ボランティアすべきじゃない」


そんな言葉、聞いたことはありますか?

私はずっと、
🌱 お金を出すことも
🌱 チカラを貸すことも
同じくらい価値があると思ってきました。


けれどNPO法人として活動している今、どうしても資金は必要で、結局“持ち出し”になってしまうこともあります。


理想はみんなが得意なことや余っているものを持ち寄って、お互いが心豊かになれること。


でも現実はそう単純ではなく、時には「余裕のない優しさ」が悪気なく相手の大切なものを奪ってしまうこともあります。


表面上は「救っている」ように見えても、実は“共依存”になってしまうケースもあるのです。



💡 では「余裕がない人はボランティアしちゃダメ」なのか? 


そうとも限りません。
余裕がないからこそ、取り組むことで“三方良し”になる場合もあるのです。


ポイントは “自分の軸”を捉えること。

余裕がないときというのは、たいてい軸が揺らいでいるとき。
だからこそ、ボランティアのような「誰かと関わること」を通して、
自分の価値観や立ち位置を見直すチャンスにもなります。


🔑 軸を捉えるための学びのヒント 


1️⃣ 「なぜ自分は関わろうとしているのか?」
 → 評価されたい?助けたい?それとも学びたい?
 動機を意識すると、自分の軸が見えやすくなります。


2️⃣ 「無理をしていないか?」
 一口に「無理」と言っても、実はいくつかの種類があります。

  • 本当に無理な場合
     時間的に不可能、経済的に負担が大きすぎる、体力が限界…。
     この場合は、やみくもに頑張るのではなく、調整や手放しが必要です。

  • 捉え方次第で“無理”に感じてしまう場合
     「完璧にやらなきゃ」
     「迷惑をかけてはいけない」
     と、自分でハードルを上げているケース。
     ここは軸を整え直すことで、余裕を取り戻せます。

  • 工夫次第で“無理が無理でなくなる”場合
     やり方や環境を少し変えるだけで、本当に不可能だと思っていたことが可能になることもあります。



 🌸 子育ての事例


学校行事に「全部参加しなきゃ」と思うと、仕事や家事との両立で心も体も限界に…。
これは“本当に無理”のように見えます。


でも例えば、
✔ 行事の一部をパートナーや祖父母にお願いする
✔ 先生に事情を伝えてサポートをもらう
✔ 当日どうしても行けないときは、後から子どもと一緒に写真を見たり、動画を観ながら「その場を一緒に味わう時間」をつくる


こうした工夫によって「無理じゃなくなる」こともあります。


一方で、「全部完璧にやらなきゃ」という思い込みから来る“捉え方の無理”なら、
「できる範囲で関われば十分」と軸を持ち直すだけで心に余裕が生まれます。



3️⃣ 「三方良しになっているか?」


 → 自分・相手・社会の三方向が豊かになるかどうか。
 一方的に救う構図になっていないかをチェックするのが大切です。



🌱 無理やり頑張り続けると消耗します 


けれど、工夫をして“工夫して頑張る”と、結果的により良い形に繋がることがあります。



👇 考えてみてください

・今の「無理」は、どの種類の無理でしょうか?
・工夫すれば「無理じゃなくなる」ことはありませんか?
・その工夫をしたら、心にどんな余裕が生まれるでしょうか?




「無理を手放すのではなく、工夫することで、未来がひらける」





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