習い事より大事なこと。子どもの未来を変える“日々の関わり方”
学校や塾で学ぶことはもちろん大切ですが、
「学力の土台」は、もっと身近な場所で育まれています。
それは、毎日の暮らしの中。
親子の何気ない会話や、ふとした出来事への関わり方が、子どもの“考える力”や“吸収力”を大きく左右します。
習い事や塾では得られない学びのチャンスは、
あなたのすぐそば、家庭の中にあるのです。
今日は、勉強だけでなく、生きる力まで伸ばす
日常の関わり方についてお話しします。
【嘘のような本当の話】
恵みの雨で、猛暑も少し落ち着きましたね。
先日、最高気温が毎日更新されるような暑さの中、裸足で寝巻き姿のまま炎天下を歩く人を見かけました。
しかも、右手には“むき出しの鎌”。
これはただ事じゃないと感じました。

助けが必要かもしれないけれど、声のかけ方を間違えれば危険です。
ふと周りを見ると、道路の反対側に支援者らしき人。
数分後にはパトカーが到着し、「お巡りさんですよ。持っているもの、そこに置いてくださいね」と落ち着いた声かけで、あっという間に安全が確保されました。
ホッとすると同時に、
人を助ける時も、自分を守る時も、「知識と経験」があるかどうかで、結果は大きく変わる
と改めて感じました。
知識と経験は、特別な場だけのものではない
知識や経験というと、塾や習い事を思い浮かべるかもしれません。
もちろんそれらも価値がありますが、子どもにとって一番の学びの場は、日々の生活の中にあります。
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信号が点滅したときにどうするか
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困っている人を見たときの行動
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知らない人から話しかけられたときの対応
こうした場面は、生活の中で突然やってきます。
そして、そのときの大人の反応や関わり方が、子どもの学びを大きく左右します。
日常が「最高の習い事」になる関わり方
何でも声や手をかければ良いわけではありません。大切なのは、
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タイミングを見極める
危ないときや迷っているときにさりげなく声をかける -
一緒に考える姿勢
答えを与えるのではなく、「どうしたらいいと思う?」と問いかける -
体験を言葉にして振り返る
出来事をそのまま流さず、「さっきのこと、どう感じた?」と話す
こうした日々の積み重ねは、
単に“生活の知恵”を身につけるだけでなく、
物事を自分で考え、判断し、整理する力を育てます。
生活力は、学問にもつながる
意外に思われるかもしれませんが、
こうして身についた「考える力」「整理する力」は、算数の文章題を読み解く力や、国語で読解する力にも直結します。
生活の中で「なぜ?」「どうして?」を自分なりに考える習慣がある子は、
学校で新しい知識に出会ったときも、理解が早く、応用力が高いのです。
つまり、日常での学び方が、学問の伸び方をも決めるということです。
臨機応変に適切な対応ができる子に
習い事は予定された安全な環境での学びですが、日常の中での学びは予測できない出来事から生まれます。
そこには、瞬時の判断や臨機応変な対応、感情の整理、そして思考力の育成など、
社会でも学問でも生きるために欠かせない力が含まれています。
知識や経験は、自分の人生を豊かにするだけでなく、自分を守り、大切な人を助ける力にもなります。
特別な習い事よりも、日々の何気ない瞬間を大切にできる環境が、子どもの未来と学びの力を大きく変えるのです。
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