「ちょっとだけ…」のつもりが、気づけば止まらない。
そんな経験、きっと誰にでもありますよね。
実はこの「ちょっとだけ」が止まらないのは、大人でも子どもでも同じ。
そしてそれは、性格や意志の強さではなく、まだ“セーブできる力”が育ちきっていないからなんです。
だからこそ、わが家のルールが必要で、それは“縛るため”ではなく、
この「セーブできる力」を育てるためのサポートになります。

✅ 「ちょっとだけ」が止まらない理由
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感覚の違い
「どこまでならOK」と思うラインは、人によって全く違います。
だからこそ、まずは自分の感覚を知っておくことが大切です。 -
セーブする力は“機能”
歯止めをかける力は、「努力」ではなく脳の機能の一つ。
まだその機能が育っていない時期は、意思ではコントロールできません。 -
引き金の存在
依存症と同じで、「ちょっと」のきっかけが引き金になり止まらなくなることもあります。
これは弱さではなく「脳の仕組み」の問題です。怒るより育てることが必要です。
✅ 子育てで大切な視点
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まずは大人が自分自身を知ること
子育ては、自分の価値観やクセに気づくことから始まります。 -
子どもも“自分を知る”力を育てる
子どもが「自分はどこまでなら大丈夫?」と考えるサポートが必要です。 -
あいまいなルールは迷子をつくる
ルールが曖昧だと、子どもは「どうしてダメなの?」が分からず混乱します。
結果、親も子どもも迷子になってしまいます。
✅ 「ちょっとだけ」をルールに変える工夫
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時間・量・回数を具体的に決める
例:「ゲームは30分だけ」「お菓子は1つまで」 -
それでも止まらない時は“お預け”
「ちょっと」が歯止めにならない時期は、一時的に環境から外すこともサポートの一つ。 -
引き金を目に入れない工夫
まだ制御できない段階では、「見ない・触れない」などの環境作りが効果的です。
✅ 育ちに必要なステップ
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今できていること・できないことを見極める
いきなり“理想の姿”を求めるのではなく、今の段階を正しく見ることがスタートです。 -
状態に合わせた関わり方
歯止めの機能が育っていない段階で叱っても、効果は薄いどころか関係性が悪化します。 -
「セーブできる力」を少しずつ育てる
目の前の“やめられない”を責めるのではなく、「少しずつ止まれる力を育てる」ことが子育てで、本当の支援です。
✅ 共通ルールを作るメリット
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子どもにとって「わかりやすい指針」ができる
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家族間での「甘やかしすぎ・厳しすぎ」の感覚のズレを防げる
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子育てに関わる人同士が同じ基準で動けるので、安心感が生まれ、協力できる
子どもを迷子にさせないために、まずは親自身が迷子にならないこと。
「わが家の共通ルール」を作ることが、楽しくて実りのある子育ての第一歩です。
オリジナルのルールをどう作ればいいか迷ったら…
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