【これからの先生に求められる事とは?】
「良い先生」「良い園」「良い学校」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
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子どもが毎日楽しそうに通っている
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問題が起きない
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先生が手厚く関わってくれる
一見すると理想的に見えますが、実はここに大きな落とし穴があります。

子どもが“安心”しているだけで、本当に大丈夫?
たしかに、サポート力の高い先生、園や学校であれば、子どもに負担がかかりにくく、問題も起きにくいでしょう。
でも、重要なのは「その環境がなくなった時」にどうなるか、です。
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ライフステージの変化(進級・進学・転校)
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担任の先生の交代
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環境や人間関係の変化
こうした変化があった時、
子ども自身に力が備わっていなければ、穏やかな生活は、あっという間に崩れてしまう可能性があるのです。
「やってあげる」サポートと「育てる」サポートの違い
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子どもや家庭、地域が“育つ”ように支えるのが本来のサポート
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代わりにやってあげる支援では、依存を生むリスクも
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「あの先生が良かった」という声が多いほど、その先生が“代行”していた可能性も
親や教師の役割は、子どもが自分の力で歩けるようになること。
親がずっといないと成り立たないでは、“良い子育て”とは言い難いですし
先生がいないと成り立たないのでは、それは“良い教育”とは言えません。
なぜこうした状況が生まれるのか?
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保護者や社会が学校に求めるものが「力を育てる」より「安心・安全」になっている
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力を育てるには、適度な負荷やチャレンジが必要
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負荷=リスクと捉えられ、避けられる傾向が強い
その結果、負荷のない環境=良い教育という認識が広がり、それが称賛されやすくなってしまうのです。
本当に求められる教育者とは?
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愛情をもって関わりながら、適切な“負荷”や“厳しさ”も伝えられる先生
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自由と責任のバランスを教え、自立へ導く教育
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善意を“受け取る力(意欲・感謝)”を育てる視点を持つこと
どんな環境でも「よい状態をつくり出す力」を育てていくことが、教育の本質ではないでしょうか。
【佐渡市畑野小学校の素晴らしい実践】
新潟日報にも掲載された、注目の事例をご紹介します。

▶ 赤ちゃん登校日って?
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赤ちゃんと触れ合いながら、命のつながりや大切さを学ぶ授業
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畑野小学校で行われ、子どもたちが大きな学びを得ている実践です
▶ 背景にある地域連携の仕組み
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この活動のベースは、元・畑野小の五十嵐校長先生による「さどママトーク」
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地域の母子と児童の交流の場をつくり、継続可能な仕組みに発展
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現在は瀬波小学校に異動されていても、仕組みが地域に残り、活動が続いています
子どもや家庭や地域が主体的に動けるように支える。
それが本当の意味での「教育者の仕事」だと感じます。
【わたしたち大人にできること】
教育を変えるために、本当に必要なのは…
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学校や先生だけに頼らない
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家庭や地域、社会の“教育観”そのものを見直す
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子どもに「意欲」「感謝」「責任感」を育てる意識をもつ
その第一歩として、地域と学校が連携する「コミュニティースクール」はとても有効です。
まとめ
本当に子どものためになる教育とは、“今うまくいくこと”ではなく、“未来に力を発揮できること”
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教育の理想は、先生がいなくなっても、子どもや地域が自ら育ち続けられる仕組みをつくること
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そのために、わたしたち大人の意識改革が必要です
「どうにかしたい」と思っている方がいたら、ぜひ気軽にご相談ください。
お立場はそれぞれでも、方法は無限大です。
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