【気づけない“黄色信号”】
~大切なのは、教えてもらえる環境~
私たちは、日々の暮らしの中で
「これは当たり前」と思っていることがたくさんあります。
でも、ある出来事や言葉で
「それって、本当は黄色信号だったんだ…」と
ハッと気づくこと、ありませんか?

◆ 青だと思っていたけど…
先日、新潟市のパートナーシップ制度の第一号カップルの井浦さんから、大切な“気づき”をいただきました。
(※パートナーシップ制度とは…
性的マイノリティのカップルが、人生のパートナーとして市に宣誓し、行政がその関係を公的に認める制度です🌈)
「性的マイノリティを学ぶ会」で
・男女の役割分担に関するアンケート
・「そこの男性の方~」といった声かけ
などがあったそうです。
これ、日常では“普通”のことですよね。
でも、「性を分けない」ことを学ぶ会では
その“普通”が、配慮を欠いてしまうことになるんですね。
言われてみれば、その通り。
なのに言われるまで、気が付けない💦
◆ 悪気はなくても、伝わること
誰かを傷つけるつもりはなくても
知らず知らずのうちに、配慮が足りないことってあります。
「そんなつもりじゃなかったのに…」
「言われて初めて気づいた…」
そんな経験、ありませんか?
だからこそ
「教えてもらえること」ってとても大切。
そして、伝える側も“上手に”伝えられたら、お互いのためになりますよね😊
◆ 子育てや教育でも“あるある”
こうしたことは、子育てや教育の現場でもよく起こります。
大人の“当たり前”が 子どもの自由を知らず知らずのうちに奪っていたり、
子ども自身の声を置き去りにしてしまったり…
それに、育てる側が気づけているかどうか。
それから、
子どもが気付けないことへの伝え方。
怒ったり、叱ったりするのではなく
子どもが理解でき納得できなくては、身になりません。
これが、とても大切なんです🌱
◆ 多様性って、難しい?
性的マイノリティの方々は、まだまだ周囲の理解が得られにくいことがあります。
当事者だけでなく
そのご家族も話せる人が居ないなど、孤立してしまうことも…。
もちろん、誰にでも「受け入れにくい」と感じる事は、様々あります。
それ自体は自然な感覚かもしれません。
でも、だからこそ
🟤「違いを否定しない」
🟤「人権を大切にする」
そんな姿勢は、誰にとっても必要なもの。
服装や趣味のように、性や生き方にも“好み”や“選択”がある。
そうやって考えてみると、少し心がやわらかくなりませんか?
◆ 自分らしく生きるために
「誰もが自分らしく生きられるように」
その土台となるのが、やっぱり【育ち】です。
まずは
「あなたはそのままでいいよ」
と、身近な人に認めてもらうこと。
それから、
「社会ではどうしても理解されにくいこともある」
という現実も、少しずつ伝えていくことが必要です。
その上で、
どうしたら自分が生きやすくなるか
どんなふうに周囲と関わっていくか
こうした視点を、育つ過程で自然に持てるようになると、
その子の未来は、グッとひらけていきます✨
◆ 賢く効率的な伝え方
こうしたことを伝えていくには、
「いつ・どのように・どんな言葉で」がとても大切です。
伝える側に、この知識や視点があると、
子どもが無理なく身につけることができます。
「ふわっち」では、そんな知識や視点、スキルを提供しています。
立場が変われば、視点が変わりますので、納得できないことが多いのですが
保護者・教育者・行政関係者など、様々な立場の方から、
モヤモヤがスッキリした!と喜ばれています。
お子さんの“育ち”を通して、
社会がもっと優しくなれるように応援しています🍀
最後に…音楽イベントのお知らせ♪
多様性を応援する音楽イベントが「ここラテにいがた」さん主催で開催されます🎵
パレードのように強い伝え方は広域に伝わるかもしれませんが、強さに拒絶する人が出てしまうこともあります。
それを、誰でも気軽に参加できて、やわらかい雰囲気で伝えるのは、狭いかもしれませんが、のれも効果的な伝え方ですよね
楽しく頭と心がほぐれていくような時間になるといいですね☺️

「気づけなかった黄色信号」に
少しでも気づけた今日が、明日のやさしさに繋がりますように。
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