【こどもの命をかんがえる】
〜ただ「生きる」だけでなく、「生きていたい」と思える社会に〜
泉佐野市が、全国で初めて、行政主導の「赤ちゃんポスト」設置と、「内密出産(関係者のみに身元を明かす出産)」の受け入れを目指す。
というニュースが話題になっています。

こどもの命をどう守るのか、
誰がどんな立場でそれに関わるのか。
とても難しく、そして深く、簡単に答えの出せないテーマですよね。
重度障害のあるお子さんがいるご家庭では
「子どもはかわいいけれど、毎日が本当に大変…」という声もよく聞かれます。
看護・介護・支援の必要性が高くなることで、
家族の日常が大きく制限され「安楽死」についてまで議論される現状もあります。

「命を守る」ことは大切だけれど、
その命を抱える日々が“苦しみ”に満ちていては、本当の意味での“尊厳”とは言えないのかもしれません。
いくら議論しても「これが正解!」という答えは出ませんが
でも、だからこそ…
家族・行政・地域といった社会全体で、子ども本人も含めて「誰もが苦しまないで生きられる仕組み」を考えていきたいですね。
「誰が正しい・誰が間違っている」ではなくて、“苦しい” “切ない”という日々を減らしていくことこそが、大切なのだと思います🌱

そこで今回は
こども・親・社会、それぞれの立場でできることを整理してみました
🔹こどもの場合
まだ幼く、自分で環境を変えるのは難しい時期だからこそ、
「いつか自分にも選ぶチカラがある」と知ることが大事です。
そして、苦しみを予防したり、声をあげたりできるような力を、
少しずつ育てていけたらいいですね。
🔹親の場合
まずは無条件の愛で包みながら、
次のステップでは、
「社会はそう簡単ではないこと」や
「あなたの存在には、何があっても価値がある」ということを、
子ども自身が実感できるように伝えていきたいですね。
🔹社会の場合
子どもだけが優先されるのではなく、
子どもを中心に、周囲の大人たちも幸せであることが理想です✨
互いに思いを伝えたり、尊重し合ったりする関係づくりが求められます。
ただ命が守られるのではなく、「生きていたい」と思える社会でありたい。
日本では、こどもや若者の死因の第1位が「自死」であるという現実。
「命を大切にして」と言うだけでなく、
**“大切にしたいと思えるような環境”や“希望”**が必要です。
苦しさを抱えたと
「誰かに決めてもらわなくてもいい」
「自分で選び直せる」と思えること。
そんな心の土台も育てていけたらと思っています。
🌸子どもたち、そして子どもに関わるすべての人が 今も未来も、笑顔あふれる毎日を過ごせますように
具体的な方法について
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