泣かせてもいい時がある

 〜その涙、本当に止めるべき?〜


今日は、新潟市で活動されている「にじいろ」さんにお招きいただき、2024年生まれの赤ちゃんとママたちへ、子育ての「基本のキ」をお話しさせていただきました。

子育てが始まったばかりのママたちに、
“困ってから”ではなく“困る前にできる”予防保育の考え方をお伝えできる機会は、本当にありがたいです。

 

今回ご参加くださったママたちは、
「どうすれば子どもの社会性や意欲が育つか」
そんな視点をしっかり持っておられて、こちらが感動するほどでした✨

こういったママたちが、今、正しい知識を身につけておければ、新潟の未来、日本の未来もきっと明るいですね☺️

 




「泣かせる」こと=悪いこと?ではない 


社会性を育てる場面では、ときに子どもの「やりたい!」を止めなければならないことがあります。

そんなとき、子どもは泣くこともあります。
時には、泣きわめくこともありますよね。


でも、すべての「泣かせること」が虐待になるわけではありません。


むしろ、成長のために必要な涙もあるんです。

赤ちゃんのうちだけではありません。
大人になる途中でも、涙は“栄光のかけ橋”になることがあるのです。

 


 どんな「泣かせ方」はOK?どれがNG?


💡泣かせても良いのは…→ 社会性やルールを教えるときです。 

 

たとえば、
・順番を待つ
・お友達の物を勝手に取らない
・危ないことを止める など。


こういった行動制限に対して、泣いてしまうことは自然な反応です。

 

この時に出る涙は、


🔸行動が制御されたときのストレス反応
🔸うまく言葉で表現できない自己主張
そんな「育つ途中に必要な涙」なのです。

 

ただし、注意が必要なのは、
その要求や制限が「子どもの発達状態」に合っているかという視点です。

高すぎるハードルを課してしまえば、
泣くのは当然であり、心が折れてしまうことも…。

 

✅「ちょっと頑張ればできる」
✅「前より少しだけ挑戦」
この積み重ねが、成長には大切です。

 


💢泣かせたらダメなのは… 


→ 大人の気分や都合で、子どもを強制・制御すること。

 

たとえば、
・大人の感情で怒鳴る
・社会のルールではなく、自分ルールを押し付ける
・気分で理不尽な禁止をする

 

こういった関わりは、虐待につながり、
子どもの心や体に深い傷を残してしまいます。

 


「泣かせない」ことが最優先ではない 


子どもを泣かせないように…と、我慢させず、すべてを受け入れているだけでは、社会性は育ちません。


逆に、「泣いてでも従わせる」ばかりでも、
子どもの心は萎縮していきます。

子どもができないうちは、周囲の大人が支え、
「できるように」導くことが大切です。

 


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🌸本日ご参加くださった皆さま、
そして「にじいろ」スタッフの皆さま、心よりありがとうございました!

これからも、子育ちを楽しんで、
笑顔あふれる毎日を送れるよう、心からお祈りいたします🌱


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