【挑戦の良さと危険性 〜共生社会の“影”にも目を向けて〜】
障がい者支援・家族支援について
大変貴重な学びの機会をいただきました👂✨
ダウン症や障がいのあるお子さんについて、
また、そのご家族が少しでも“心の余裕”を持てるためにはどうしたらいいか🕊️
共生する社会のメリット、
子どもの頃からの関わりの大切さについても
改めて深く考える時間となりました🌱
そして、強く心に残った参加者からのお話があります。
挑戦させてあげるのは素敵なこと。
でもそれは、“元気に帰ってくる”前提の話だと。その方は、なんでも挑戦させる子育てをしていた中で、
大切なお子さまの命を失うという経験をされたそうです。
🌿「予防保育」とは?
何事にも、メリットとデメリットがある。
子育てにおいては、
✨メリットは最大限に
⚠️デメリットは最小限に
それが、私たちが考える「予防保育」です🧸
🧩共生社会の“デメリット”って?
ここからは、少しセンシティブな内容になりますが、
共生社会のメリットをしっかり理解した上で、
あえて“デメリット”にも触れさせていただきます。
これは、誰かを否定するためのものではなく
“みんな良し”を実現するための視点です。
インクルーシブ教育や育成現場において
以下のようなケースが起こることもあります。
周りの子が手を差し伸べる力が育つ一方で、そのサポートがあることで本人の力が伸びにくくなる
子育ても同じで、平らな道を用意しすぎると、本人のチカラが備わらなくなるのと同じ原理です。
片側からの一方的な“寄り添い”は、実は相手のためにならない場合も。
🛑見逃せないリスク
たとえば、
・障がいのない子がギリギリの状態でやっている時、さらにサポートを強いられてしまうことで、心が壊れてしまうことも。
・サポートに時間や意識が割かれることで、本来の力を伸ばすチャンスが失われてしまうことも。
・障がいのある子にとっても、発達段階に合わない活動で、うまく成長につながらず、誤学習をしてしまうことも。
🔐 どうすれば最小限にできる?
こうしたリスクを防ぐためには…
✔ 事前のルール作り
✔「もしものとき」の対処法の共有
✔ 本人の状態をしっかり把握し、無理のない対応
そして何よりも避けたいのは――
心や身体が壊れたり、命を落としてしまうことです。
💭感情で動かない“練習”を
「何でも挑戦させてあげたい」
そう思う気持ちは本当に素晴らしいものです。
ですが
感情に任せた突発的な行動は、時に取り返しのつかない結果を招くこともあります。
重度の障がいがある場合でも、丁寧に、根気よく、伝え続けていくことで、緩和されたケースは数多くあります✨️
「こどもだから」「障がいがあるから」…それを理由に“それでいい”と済ませてしまうことは、
本人を危険にさらすことにもなりかねません。
だからこそ、
感情に任せず冷静に判断する
そんな練習が、子どもにも大人にも必要です。
🚦共生社会を良くするために
共生社会は素晴らしい
でも、「良いから」といって猪突猛進すれば、
苦しい思いをする人が出てしまうのも事実です。
だからこそ、
✅ デメリットにも目を向け
✅ リスク管理をしていくことで
本当に“良い成果”に繋げていきたい。
具体的な方法については
\ふわっちの活動で直接お話ししています/
気になる方は、ぜひお越しください😊
貴重な学びをくださった
主催 @colorfulmap さん
講師 かねうちみゆき さん
大変ありがとうございました💐