地域に愛され、地域を愛する子に育つために
先日、みんなでお絵描きした巨大こいのぼりが、瓢湖の空を元気に泳ぎました🎏
(6月15日まで展示)


ふわっちが大切にしている
**「子どもの育ちが守られる社会になりますように」**という願いが込められています。
子どもが健やかに育つために、まず一番大切なのは
やはり親子や家族との関係が良好であること。
でも、どんなに仲が良くても、親子といえども
意見がぶつかることや、すれ違うこともあります。
そんなとき、家庭の中だけですべてを解決しようとしなくても、“地域”という存在が、さりげなく見守ってくれている。
それだけでも、親も子どもも、ずいぶん心が救われます。
ただ一方で、良好な家族関係だとしても、家族だけの世界で、必要以上に依存し合ってしまうと、それも少し心配です。
だからこそ、これから必要なのは、家庭と地域にほどよい距離感のあるつながりではないでしょうか。
これが、子どもの“育ち”にとっても、大人の“安心”にとっても、大切なのだと思います。
🌱「ありがたいね」の一言が、子どもの心を育てる
地域の方々がしてくださるサポートは、決して「当たり前」ではありません。
たとえば、イベントの準備や見守り、ボランティアでの活動など、見えないところで、本当にたくさんの人が関わってくれています。
そんな時に、親が「ありがたいね」と子どもと一緒に感謝を伝えることで、子どもの心には、**「人に対する敬意」や「思いやり」**が育ちます。
そしてその“感謝の気持ち”は、
やがて主体性を持つことへとつながっていきます。
「やってもらって当然」ではなく、
「自分でやってみたい」「手伝ってもらえてありがたい」
——そんな気持ちを持てる子は、
過剰に不満を抱いたり、周囲の目に振り回されたりしにくく、心豊かな日々を過ごせるようになります。
🌱「やってあげる支援」から「そっと後押しする支援」へ
地域としてサポートすることは大切です。
でもその際に気をつけたいのは、
「やってあげる支援」になりすぎないこと。
あくまで、子どもや親子の“主体性”が守られるように、必要最低限の手助けをしつつ、見守る。
それが、子ども自身や保護者が「できた!」「うれしい!」「ありがとう!」と感じる経験を増やすことにつながります。
昔と今では、子育てや地域の在り方も大きく変わってきています。
だからこそ、**支援の「内容」だけでなく、「あり方」**を見直すタイミングに来ているのかもしれません。
🌱地域の未来は、誰が育てる?
誰もが忙しい今の時代、地域で子どもを育てることも、簡単なことではありません。
けれど、子どもたちは地域の宝であり、未来そのものです。
「地域に愛され、地域を愛する子に育ってほしい」その想いのもと、ふわっちは子育てや家庭支援だけでなく、地域と子どもをつなぐためのサポートも行っています。
いま一度、
🌱親としてできること
🌱地域としてできること
一緒に考えてみませんか?