【親として社会として】
学校でトラブルがあれば、学校から事実説明と今後の対応、対策などを知りたいですよね。
五泉市の保護者説明会でも、そんな内容だったのではないかと思います。


子どもを安心して通わせたいですから、学校が安心できるところであると、確認したいですし、二度と同じことが無いように対策をしっかりすることは、学校側の義務と思います。
ですが、学校生活だけでなく、社会生活や生涯について考えれば、学校任せで終わらせるのではなく、保護者として、社会として、対応、対策を考えたいところです。


今回は、危険物でのトラブルなので、大きな問題になりましたし、今後は、保管や管理体制の強化で同じような事件を防ぐことができるかもしれません。
ですが、危険物さえ管理していたら、子どもたちを守り続けられるでしょうか・・・
実際に、危険物ではないSNSなどでの問題も大きくなっています。
日本ではあまり大きく取り上げられていませんが、海外では、SNSによってイジメやトラブルに巻き込まれて、命を落としてしまった子どもたちが沢山いて、開発者を訴えたり、オーストラリアでは16歳未満やフロリダ州では14歳未満のSNS等の利用を規制する法律が制定されるなどしています。


機制されたことで、親が子どもを諭しやすくなったと思いますが、ロックを解除したり、親の携帯を使うなど上手に潜り抜けてSNS利用する子どもも沢山いるそうです。
子どもたちの自制心を育てなければ、法律も役に立たないということですね。
被害の問題だけでなく加害の問題も、まさかうちの子がと思うようなことをしていたというケースもあります。



こういった「まさか」に関しては、プロの視点からすると、本当に「まさか」と思えることは、実はあまりなく、そうなり得る兆候があちらこちらで見え隠れしていることが大半です。
兆候が見え隠れしているなら、その時に、しっかり対応と対策できれば良いじゃないかとなりますが、個人の自由、個性を大事に、家庭の考えが尊重しなければならないので、大きなトラブルになる前の対応と対策が難しいのです。
これを仕方ないで済ませて良いものでしょうか?
ふわっちでは、この現状を何とかしたく、様々な活動をしています。
学校の管理と指導を徹底することだけでは、子どもたちを守りきれません。
まずは、家庭で、自分の心身を守る事や他人を傷つけない事を徹底すること。そして、その為には、どうしたら良いかスキルを身に付けること。
「たいしたことない」と小さなトラブルを軽くあしらわずに、ひとつひとつ丁寧に対応することが大切です。
掃除もこまめにすれば大掃除が楽になるように、コツコツが秘訣です。
それから、子どもや家庭も様々ですから、家庭だけに任せるのではなく、社会全体としても、保護者や学校、地域が互いの足りない部分を補い合いながら、大きなトラブルを避けられるようにしたいですよね。
人に助けてもらうことを「申し訳ない」と感じる人がいます。プライドが高く助けを求められない人もいます。自分が助けをもらった方が良い状況であることに気付けない人もいます。
本人の意思を大事にしたり任せたりことも大切ですが、本人だけでは、どうにもならないことは、周囲の温かいサポートができる社会になると良いですね🥰🥰🥰
安心・安全は、みんなでつくりあげるものだと、私は思います。
 【心を痛めている子の保護者さんへ】
様々なトラブルを受けたり、目にしたりすることで、心に傷を負った場合のPTSD(心的外傷後ストレス障害)も、早期対応が肝と言われています。
プロの対応や生じた場所での心の修復も必要ですが、家庭の対応が最も大事です。
どう対応したら良いか迷うようでしたら、気軽にご相談ください。
来月は「がんばりすぎる子」の学びの会も予定しています💕
「子育ちで世界平和!!」
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