子どもは 事実と違うことを言うことがしばしばあります
社会のルールとして「嘘をついてはいけない」事を教えることは とても大切なことですが
嘘をつくにも理由があります
その1つは
自分を守るため
これは私自身の保育園の頃の実話です
ある日 突然
前歯の歯茎が腫れました
(これは治療に連れて行かれる)
(病院や歯医者に行きたくない)
(怪我したことにしよう)
そう考えた私は
保育園では「家でぶつけた」と言い
家では「園でぶつけた」 と言う
その先が何がどうなるかなんて考えずに・・・
その後 どうなったのか
2日くらいは乗り切りましたが 当然あっという間に大人にバレます(笑)
歯医者に連れて行かれ麻酔して抜歯されました(笑)(笑)
乳歯で大した病気も無くて良かった(笑)(笑)(笑)
私の昔話をしたい訳ではありません
自分を守る為に子どもは簡単に嘘をつくということです
今回は自分でぶつけたことにしたので自分が痛い目に合うだけで済みましたが
やんちゃな子に叩かれたなどと嘘をついていたら・・・
こどもは
先の見通しが甘く
嘘をつくことの怖さを知りません
嘘をついてしまったときに 頭ごなしに怒るのではなく 何で嘘がダメなのかを伝えることが大切です
そして もうひとつご注意いただきたいのが
夢や希望が入った嘘の場合です
実話のように 自分を守る為に(本人が考える自分の利益の為)についた嘘とは異なります
希望や夢が入ってしまうと 現実との区別が分からなくなることがあります
ネガティブな考えが強いと幻聴や幻覚に怯えることもあります
このような場合は
嘘を正すよりも 心の安定が優先です
子どもが嘘をついたとき
怒るだけでは よい学びになりません
自分を守る為についた嘘には
その場しのぎでしかなく 問題を悪化させたりさらなる問題を招くことをしっかり伝えることが必要です
それから何故 嘘をつかなければならなかったのか その原因を周りの大人が考えられると さらに良いですね
『嘘も方便』を使いこなせるようになるには
嘘をついてはいけないことが身につき
先の見通しがしっかり出来るようにからでないと高確率でトラブルに繋がるのでお気をつけください
ふわっちは
お子様の為に頑張る皆さんを応援しています
予防保育で


