子どもの可能性を広げる土台づくり

 

「アントレプレナーシップ教育」という言葉をご存じですか?

アントレプレナーシップ教育とは、社会の課題を自ら発見し、その解決に向けて挑戦するための知識や能力、態度を身に付ける教育で、自ら課題を見つけ、解決策を探究し、新たな価値を創造できる人材を育成することを目指します。

 

本日は、それを学ぶ研修会に参加してきました。

 

子どもたちが自ら考え、課題に向き合い、解決に向けて行動する。

そんな力を育んでいくことは、これからの社会を生きる子どもたちにとって、とても大切なことだと思います。


そして、研修会での学びを通して、改めて、その力を発揮するための土台も大切なのではないかということを強く感じました。

 

今回は、アントレプレナーシップ教育と予防保育のつながりについて考えてみたいと思います。






🌱 「やってみよう!」の前に必要なこと 


課題を見つけよう!
解決策を探究しよう!
新しいことに挑戦しよう!

どれも、子どもたちに育んでいきたい力です。


では、こうした力は、「やってみよう!」と伝えるだけで育つのでしょうか?

例えば、自分で考えるために必要な知識や経験が十分でなかったら?

自分の気持ちをうまく整理できなかったら?

失敗することが怖くて、挑戦する気持ちになれなかったら?

子どもが力を発揮できない背景には、さまざまな理由が考えられます。


そんなとき、「もっと頑張ろう」と努力を求めるだけでは、うまくいかないこともあります。


将来必要となる力を育むためには、その力につながる心身の機能やスキルを、発達に応じて育んでいくことが大切です。


そして、もう一つ大切なのが、そうした力が育ち、発揮されるように環境を整えることです。

例えば、自分の気持ちをうまく伝えられない子どもには、気持ちを表す言葉を一緒に考えたり、伝えやすい方法を探したりすることができます。


挑戦することに不安を感じている子どもには、安心して取り組めるように難易度を調整したり、必要な手助けをしたりすることもできます。


また、子どもが自分で考えたり、試行錯誤したりする機会をつくることも大切です。

子どもの状態は、一人ひとり違います。


だからこそ、その子に必要な経験や学びは何か、どんな環境や関わり方が合っているのかを考えていく必要があるのです。


子どもに力を付けることだけを求めるのではなく、その力が育つように環境を整える。そして、育まれた力を発揮し、新しいことに挑戦できるようにする。


「やってみよう!」の前に、私たち大人にできることがあるのではないでしょうか。



🌱 予防保育の視点とは? 


ここに、ふわっちが大切にしている予防保育の考え方があります。

予防保育というと、困りごとが起きないようにすることや、将来のリスクを減らすことをイメージされるかもしれません。


もちろん、それも大切な役割です。

けれど、私たちが目指しているのは、それだけではありません。

大きなリスクを軽減しながら、子どもの可能性を広げていくこと。

そのために、まずは子どもの状態を理解します。


そして、今どのような力が育っているのか、何に難しさを感じているのかを考えます。

必要に応じて、経験する機会をつくったり、関わり方を工夫したり、安心して取り組める環境を整えたりする。


例えば、子どもが自分で考えて行動することが難しいときも、すぐに「考える力が足りない」と判断するのではなく、考えるために必要な知識や経験があるのか、安心して考えられる環境になっているのか、といった視点から考えます。


子どもの状態に合わせて、必要な力を育む経験を積み重ねるとともに、その力が発揮されやすい環境を整えていくのです。


こうした関わりが、今の困りごとを軽減するだけでなく、将来必要となる力を育むことにもつながっていくのだと思います。


子ども自身に変わることを求めるだけではなく、周囲の環境や大人の関わり方にも目を向ける。それが、ふわっちが大切にしている予防保育の視点です。



🌱 子どもの「できない」の背景に目を向ける 


子どもが何かをできなかったとき、私たちはつい、その子自身に理由を求めてしまうことがあります。

「やる気がないのかな?」

「どうしてできないの?」

「もっと頑張ればいいのに」

けれど、少し視点を変えてみたら、どうでしょう。


その子に必要な経験をしているだろうか?

今の発達や状態に合った方法になっているだろうか?

安心して取り組める環境になっているだろうか?


大人の伝え方や関わり方を変えたら、できることが増えるかもしれません。


子どもの行動だけを見て判断するのではなく、その背景に目を向け、子どもを理解しようとする。

そして、子ども自身に必要な経験や学びを考えるとともに、その力が育ちやすい環境を整えていく。


子どもが今できないことを、すぐに意欲や努力の問題に結び付けるのではなく、何が必要なのかを考えてみることが大切です。


子どもに必要な力を育むことと、その力が育つ環境を整えること。

この両方に目を向けることが、予防保育につながるのだと思います。



🌱 子どもの未来につながる育ちを考える 


子どもたちが成長していく中では、さまざまな課題に出会うことでしょう。

すぐに答えが見つからないこともあれば、自分一人では解決できないこともあります。


そんなとき、自分で考え、試行錯誤する力。

失敗しても、そこから学び、もう一度挑戦する力。

自分だけでは難しいときに、周囲の人に助けを求める力。

そして、周りの人と力を合わせ、新しい解決策を生み出す力。


こうした力は、日々の生活や遊び、人との関わり、さまざまな経験を通して育まれていきます。


家庭での何気ない会話や、園や学校での遊びや学び、地域の人との関わり。

日々の生活の中にも、子どもが考えたり、挑戦したり、人と協力したりする機会はたくさんあります。

大人がすぐに答えを教えるのではなく、子どもが考える時間をつくってみる。

失敗したときには、責めるのではなく、次はどうしたらよいかを一緒に考えてみる。

そして、困ったときには頼れる人がいると分かるようにする。


こうした経験を積み重ねられるように、子どもの状態に合った環境や関わり方を整えていくことが大切です。

子どもが自ら考え、挑戦し、人とつながりながら未来を切り拓いていけるように。

今の育ちを大切にすることが、その先の未来にもつながっていくのだと思います。



🌱 TAKAKOから

今回の研修会への参加は、ふわっちが目指していることを、改めて考える機会になりました。


子どもたちに、自ら考え、課題を見つけ、解決に向けて挑戦できる力を育んでほしい。

そう願うなら、将来必要となる力だけを求めるのではなく、その力につながる心身の機能やスキルを、発達に応じて育んでいくことが大切なのではないでしょうか。


必要な経験が十分でなかったり、力を発揮しにくい状態にあったりする子どもに、根性論や努力だけで乗り越えることを求めても、うまくいかない場合があります。

だからこそ、大人が子どもの状態を理解し、その子に必要な経験や学びを考える。

そして、その力が育つように、環境や関わり方を整えていく。


  • 子どもに必要な力を育むことと
  • その力が育つ環境を整えること

この両方を大切にすることが、予防保育につながるのだと思います。

目の前の困りごとを解決するだけでなく、その先にある子どもの可能性にも目を向ける。


今、どんな経験が必要なのか。
どんな関わりがあれば、できることが増えるのか。

そんな視点を持ちながら、子どもの育ちを考えていきたいですね。


子どもたちが

  1. 自分で考え
  2. 挑戦し
  3. 人とつながりながら
  4. 自分の未来を切り拓いていけるように。

ふわっちは、これからも予防保育を通して、子どもが幸せを掴むチカラを育むことを目指していきます。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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