子どもの言葉や行動には“悪気がない”からこそ、そのまま受け止めてあげたくなる場面がありますよね。
でも、相手の気持ちを想像できないまま成長すると、人間関係でつまずきやすくなってしまうこともあります。
今回は、子どもの天真爛漫さを守りながら、思いやりやソーシャルスキルをどう育てていくのか。
「いつ、何を、どんな順番で教えると良いのか?」を、具体例とともに分かりやすくまとめました。
未来の“生きやすさ”につながる関わりのヒントとして、ご参考にどうぞ🌱

天真爛漫と“大人の常識”をどうつなぐ?
子どものかわいさを、未来の生きやすさにつなげる育ち方🌱
先日、フラワーアレンジを一緒に楽しんだ子どもたちとのおしゃべりの中で
「たかこせんせい髪が茶色だね」と言われました。
「染めてるの。本当は白いんだよ。おばあちゃんだからね」と返したら、
「そうだよね!」と満面の笑顔で共感してくれて、思わずほっこり😂
子どもって、天真爛漫で素直で本当にかわいい💕
でもふと、考えます。
“天真爛漫って、いつまで許されるんだろう?”


■ 子どもは“悪気がない”
子どもは、自分の言葉や行動が相手の心を傷つけるかどうか、想像ができません。
だからこそ、悪気がなく、ただ疑問に思ったことなど、そのまま口にしてしまいます。
これは幼い子なら当たり前。
でも、大人になってもそれができない人も、たくさんいます。
そして、そういう人に共通するのは、
どこか生きづらそうに見える ということ。
本人が生きづらさを感じているかどうかは分からないけれど、
他者の気持ちに無自覚だと、人間関係がうまくいかず、
気がつけば周りに人が残りにくい──そんなことも起こり得ます。
■ 子どもに伝えるのは「まず知ること」
子どもには、いきなり怒るのではなく
“まず知ること”を丁寧に伝えることが大切
・悪気がなくても、人は傷つくことがある
・笑っていても、本音では傷つくことがある
・目に見えない心の痛みがある
こうしたことを、少しずつ、優しく知らせていくことが
“人としての魅力”につながっていきます。
たとえば…
-
「なんで太ってるの?」→ 本当に疑問に思っただけ
-
「なんで痩せてるの?」→ 一般的にはOK ※でも、状況によってはNG
同じ言葉でも、“使っていい場面” と “使ってはいけない場面” がある。
この違いを理解するのは、大人でも難しいことです。
■ ソーシャルスキルはとても複雑
周囲と心地よく過ごすためのソーシャルスキルは、
実はとても複雑で、すべてを一気に覚えるのは不可能。
だからこそ、
少しずつ、経験とともに学び、身につけていくもの。
これは子どもだけでなく、大人も同じです。
私たち自身も、
「言い方」「言葉のチョイス」「表現方法」など、
時代とともに変化していく部分を常にアップデートし続ける必要があります。
いくつになっても、
よりよいコミュニケーションに向かって成長していける人でありたいですね。
まとめ
子どもの“天真爛漫”という魅力を、
そのまま“人としての魅力”へつなげていくためには、
-
怒る前に「知ること」を教える
-
心の痛みは目に見えないことを伝える
-
状況に合った言葉選びを学ぶ
-
少しずつソーシャルスキルを育てる
こうした積み重ねが、とても大切です。
可愛さは成長とともに形を変えますが、
その代わりに“思いやり”や“配慮”という力が育てば、
大人になっても、周りから大切にされる人でいられます。
子どもたちの未来の「生きやすさ」につながる関わりを、
これからも一緒に考えていけたら嬉しいです🌿
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