こんばんはブルー音符


このブログはもう何年もお世話になっていて日々のことはもちろん、くも膜下出血のことなど綴ってきました。

読み返してみると楽しいことが多かったなぁと思いますむらさき音符

くも膜下出血のことついては精神的にダメージを受けブログに載せられるようになるまでかなり時間がかかったけれど、2年経ち落ち着いてきて今は普通に話せるようになりました



そんなブログに病気のことを書き続けるか新しいアカウントを作るか迷っていたのですが、テーマを分けてこのままここに書いていこうと思いますニコニコ


帰国するにあたりアメリカの友達のご主人からの紹介で大学病院の脳神経外科に通うようになりました。そこで血液検査を受けたときに、腎臓の数値がとても悪いということで院内の腎臓内科を紹介してもらったのが昨年の5月ごろ。

腎臓がもともと良くなかったところに、くも膜下出血の治療で造影剤を繰り返したことにより腎機能が下がったのではないかとのこと(アメリカでもそのことはわかった上で『命を助けること』を一番に治療してくださったそうです)

腎臓内科の当時の主治医も、腎機能が良くないとわかっていてもまずは命を助けるために僕も同じ選択をしたと思いますと仰っていたことを今でもよく思い出します。

助けてくださったアメリカでの主治医や看護師さんには感謝しかありません。


それから院内の栄養相談などを受け塩分とタンパク質の制限をしていたのですが徐々に機能が下がりクレアチニンが3.5ぐらいに。

腎臓内科に通うようになってからこのままいくと人工透析か腎臓移植と言われていましたが、クレアチニンが上がってきてから主治医が今の先生に変わり、移植を考えているなら一度話を聞いてみたらどうかと院内の泌尿器科を紹介されました。

泌尿器科では、まだ若いから(若くないんですけどね)移植出来るなら移植したほうがいいと思いますと言われました。

透析とか移植とか、頭の中が真っ白。

くも膜下出血のあとにまたこんなことになってしまい現実をなかなか受け入れられませんでした。


とにかく塩分とタンパク質の制限。一日の塩分の摂取量3~5g、タンパク質45gを目安にと言われていましたが、とくに塩分に対しては意地になっていた気がします。

マイラン(重曹)という薬を朝晩1錠ずつ飲んでいたのですが口に入れると塩辛いんです。調べたらその薬の塩分が一日分で約0.7gあり、食事からはもう塩分を摂りたくない!と頑なに塩分を避けるようになりました。

ほとんどのものに微量ながらも塩分が入っていて、怖くてご飯を食べられなくなり体重も減っていきました。

目眩で倒れそうになり救急車で運ばれたことも2度あります。何もかも嫌になっていた時期でした。どうしても現状を受け入れられなくて。


そんな私の腎臓内科の診察日には両親がいつも一緒に来てくれました。今も腎臓内科と泌尿器科の診察のときは来てくれます。脳に腎臓になかなか安心させてあげられないことが申し訳ないです。