去年は風ズさんのおかげもあって、いろんな人と知りあえた。俺みたいな非社交的なやつも少し変化があったかも知れない。なかったかも知れない。でも今年もいろんな人としりあえればいいなあ。とにかく今年もよろしくお願いします!

 12月は風ズは3本もライブがあって、とても楽しい月だった。まず11日に北仙台のヤスミンというお店でライブをした。マイクもPAも何もない完全生音ライブで、やる前は少し心配だったけど、やってみたら全然大丈夫だった。風ズはこういう風にもできるところが売りです。お店のマスター始め、みなさんいい雰囲気で是非またやりたいなあと思った。それとこの日は、アコーディオンの吉田さんが数曲参加した。はじめは2、3曲どうかって話してたんだけど、結局半分ぐらい弾いてもらって個人的には、とても楽しいライブだった。どんな曲をやったかはSK田が更新しているSINGER NOT THE をみてください。吉田さんは待ち合わせの場所に背中にアコーディオンをしょって、パナマ帽にウェスタンブーツで自転車でやってきた。それをみて俺は、この人はできるな、と思った。また近いうちにどこかで一緒にできるといいなあと思う。

 その後、初めての入院生活を経験し健康でいられる事の有り難さを思いながら、また働くことの有り難さを思いながら、もうとっくに半ばはすぎてるなあとか思いながら、また全然そんな事を思わなかったりしながら、26日に職場復帰して、その日の夜にはランフェールでライブがあった。さすがにこの日はかなり体が不安だったんだけども、このライブもみなさんとてもいい感じのライブなので何とかやりたかった。前回は何かと重なってしまって、自分達が終わってすぐに店を出なきゃならなかった。なので今回はぜひともパナマンズや、チダさんのバンドをゆっくり見てみたかったのです。

 俺は現場から直接むかったので、まるっきりの作業着でやった。体調を確かめながらやろうと思ってたんだけど、楽しくて後半ではNO WOMAN NO CRYをなんとアカペラで歌ったりした。そしてパナマンズもチダさんもよかった。俺もレゲエは好きだけど、そういう事関係なくよかった。あのホーンはいいなあ。また楽しみが増えた。外気が寒くなければもっといいなあ。俺は冬があまり得意ではない。こういう事を言うと、認めてるようで、また心情を吐露してるようで非常に嫌なんだけど、読み返していちいち削除すんのもめんどうなので、こうやってベタっと書きますね。風ズはライブバンドなので、やる度にちがうし、またその時しかだせない感じもある。当たり前だけど。なので是非ライブに来てみてください!

 そして29日は風ズのホーム、サテンドールで忘年会ライブがあった。多分これを読んでくれてる人はほとんど会場にいたと思うので、内容については書かないけども、出演者全員が素晴らしかった。俺は正直この日は体ヤバイ感じだったんだけど、ずっと楽しみにしてたので絶対やりたかったのだった。最初から最後まで楽しいライブになったと思う。今年もよろしくって感じで。ただやっぱり病後を甘くみてはいけない。次の日になっても熱が下がらなくて、30日はどうにもダメだった。前田わりぃ、今年もよろしくね!そんなんで家で寝てた。テレビをずっと見てたなあ。何か小学校のドラマだった。怖い先生の話、なんていうドラマかは忘れたけど、ずっとやってたのでずっと観てた。最近はすぐ泣くからなあ。この4,5年だなあ。高橋尚子のスパートのときとか、瀬戸内寂聴の小説とか、ごくせんとか、現場の融通のきかない代理人にたいしてとか、ルースターズのDVDとか。そんなこんなでこんな感じでこのコーナーはやっていきます。っていうか今年パソコン買おうかなあ。会社の借りてこうやってうってるのはなあ。どうすっかなあ・・・

 今年はストーンズがなんと仙台に来るっていう俺が高校のときには想像もしなかったような事が、せまってきています。ストーンズはいままで来る度に観てるんだけど、はっきりいってドームのスタンドでみても、いつも家でみてるビデオみたいで今ひとつなんだ。やっぱりアリーナで観たいよなあ。みんなそう思ってるはずだ。チケットが取れても取れなくても落ち着かない日になるなあ。きっと。キースが利府でJUMPIN JACK FLASHなんてびっくりだ!それではまた!早く家に帰ろう。

俺は全然詩には詳しくないけれども、辻征夫という詩人の作品がずっと好きで読んでいる。でもここで書こうと思ってるのは、辻征夫さんの詩ではなくて(ちなみに辻さんは小説も書いていて、それも俺は大好きだ。次が読みたいなあと思っていたら亡くなってしまってそれはとても残念だった)、菅原克己という人の詩だ。俺はこの人の詩を辻さんのエッセイで知った。

 菅原克己は宮城の亘理で生まれた詩人で、戦争中にはその活動で警察につかまって死ぬほど、体が透き通るほど殴られたり(そういう詩がある)、でもどの詩にもタフな優しさみたいのがあって、俺は好きなのです。タフな優しさみたいのが好きなのではなくて、なんつうかわかんないけどもだ!そういえばブラザー軒という詩もある。知ってる人もいると思うけど、あのブラザー軒の詩です。勿論とっくに亡くなってしまった人だけども、最近全集も出たらしい。俺はもってないけどね。詩集を買う金があったらCDを買うね俺は。でも文庫のやつをもっていて時々とりだして読んでいる。その中から一つ。

   

   マクシム


誰かの詩にあったようだが

誰だか思いだせない。

労働者かしら、

それとも芝居のせりふだったろうか。

だが、自分で自分の肩をたたくような

このことばが好きだ、

(マクシム、どうだ、青空をみようじゃねえか)


むかし、ぼくは持っていた、

汚れたレインコートと、夢を。

ぼくの好きな娘は死んだ。

ぼくはクビになった。

クビになって公園のベンチで弁当を食べた。

ぼくは留置場に入った。

入ったら金網の前で

いやというほど殴られた。

ある日、ぼくは河っぷちで

自分で自分を元気ずけた。

(マクシム、どうだ、青空をみようじゃねえか)


のろまな時のひと打ちに、

いまでは笑ってなんでも話せる。

だが、

クビも、ブタ箱も、死んだ娘も、

みんなほんとうだった。

若い時分のことはみんなほんとうだった。

汚れたレインコートでくるんだ

夢も、未来も・・・・・・。


言ってごらん、

もしも、若い君が苦労したら、

何か落目で、

自分がかわいそうになったら、

その時にはちょっと胸をはって、

むかしのぼくのように言ってごらん、

(マクシム、どうだ、

 青空をみようじゃねえか)