海の日は海に行こう

前から釣りに行きたいとうるさかった娘っこと２人で釣りに行ってきました

サビキでチカ、子鯖狙い。

まずまずの釣れによしよしと思っていたところ。船が着岸するのでどいてくださーいと言われ、あえなく場所移動

次に入った所は、隣にいかにも地元のベテランじいさんの隣！

見てるとまずまず釣れてるし、よし！ここにしようと釣出す。

しかし、隣のじいさんには釣れるのにさっぱり釣れない

糸が短いかも？と気づき、チンタラ糸を長く結んでいると隣のじいさんが近づいてきてめちゃめちゃ八戸なまりで「その結び方じゃダメだ～」と。

「やってやるから糸切ってみれ～」と始めから竿に糸を結ぶところからレクチャーを受ける

ほぅほぅ教えてもらったあとうちがやるのを見て「釣りに来るときは手が赤くなくていいべ～」と。

LIVEの後で爪ピンクのままだったんでwww

「手赤くするのは街に行く時でいいべ～」って

そっ、それはジョークですか？おじさんwww

「ですよね～w」と笑いながら仕掛けを完了させていざ釣出す

仕掛けも完璧だ！あとは釣れるだけ！！………のはずがさっぱり来ないなのに隣のじいさんにはダブルだトリプルだチカが鈴なりに釣れている。

娘っこといつしか隣のじいさんを師匠と呼び、師匠の釣りの様子を研究してみた。

師匠の釣り

 針に餌を付ける→投入→じっと座って待つ

そ？それだけ？

そーそれだけなのだ。竿を上下して誘う事もしない…。なのに師匠の竿には魚が誘われるかのように次々とかかるのだ…。

そうか！！！待つのか！？

何かを悟ったかのように、うちも娘っこはじっと我慢作戦に切り替える。

…

…

…。

相変わらず当たりなし…。

しかし、師匠は次々と釣っている…。

しかも余裕…。引いてる！引いてる！見ているこちらがハラハラするのに師匠は動じない。

むしろ竿なんて見てないwww

呑気にそのまた隣のじいさんと喋っている。

すっ凄げ～

その貫禄とオーラに娘っこと感動さえ覚える！！

余裕の師匠

師匠、素晴らしいっす！！

すると師匠とその隣のじいさんも片付けを始める。

どうやら14時半は師匠のあがり時間らしい…。

早いっすねさすが師匠。長居はしないんだわ。

娘っことヒソヒソ話していると師匠がまた近寄ってきて、うちらの釣果を確認すると「なんぼかけるか？(いくらかあげるか？)」と。するとおもむろにクーラーボックスからザルで釣ったチカをすくい入れるとうちらの釣ったチカに足してくれた師匠！！あざーっす！！

師匠が「氷持ってこなかったのか？」と。「持ってこなかったんですよ～コンビニで買って帰ろうかと思って」と答えると、またクーラーボックスから自分で作ったペットボトルを凍らせたやつを持ってきて「ける(やる)」「普通の氷はすぐ溶けるからペットボトルで凍らせると長持ちするんだ。」

おー師匠あざーっす！！あざーっす！！何から何まで！！

師匠がくれた自家製氷

そして、帰りがけの師匠が衝撃的な一言。

うちらの仕掛けを見て「あー毛針でやってんのかー？毛針はずっと動かしていないとダメだからやらないんだわ」

Σ(ﾟДﾟ；ｴｰｯ!

ずっと師匠の真似してじっと待機してたんですけど！！

師匠が去ったあと、言われた通り上下に誘いをかけて釣ったところ釣れました

なんだったんだあの時間www

おかげで１度では食べきれないほどのおかずが出来ました

師匠、なにからなにまでありがとうございました～おかげで素敵な海の日になりました！！

帰りに余ったおにぎりをかもめにやる娘っこ

楽しかった～