世の中には、「性格の不一致」 という便利な言葉がある。

 

離婚理由の上位にあたる言葉だ。

 

合うわけない。

所詮は他人。恋人として長く過ごしても、あくまで「恋人」だったから

許せた事、目を瞑ってこれた事は多い。

 

だって、帰る家は自分の家族の家だったから。

 

長く一緒に過ごしてきた家族の元に帰るのは

“あたりまえ” になっていた。

 

でもそれがいかに

“居心地の良い”事だったのかと思う。

 

“居心地の良さ”とは、“居心地が良い”と感じることでは無い。

 

“不快に感じる事、違和感を感じる事が無い事”

それが居心地の良さを同時に連れてくる。

しかもそれは無意識に。

 

それが結婚したら、一緒に暮らして、帰る家はその人しかいない家に帰る。

“ん?“と思う事があっても、放置出来なくなって、

我慢するか、ぶつけるか、だまって自分が処理するか。

 

会話でも“ノリ”でも、実家族と同じものが返って来ないと

それは違和感でしか無い。

 

違和感はいつしか寂しさに変わり、

寂しさはいつしか苛立ちに変わり、

苛立ちはいつしか心を疲弊させて、

疲弊した心は帰りたいと願う。

“自分の家に”

 

そしてここから負のループが続く。

 

そんな事思うのは、自分が弱いからだ。

そんな事思うのは、自分の結婚への自覚が足りないからだ。

自分が結婚を決めたのだから、責任は自分だ。

つまり、悪いのは自分だ。

 

でも段々とその自責の念にも耐えられなくなり、

周りへ向けたくなる。

幸せそうな友人、自分の持つ悩みを、微塵も持たない家庭、

それを羨むようになる。

そしてそれがまた哀しくなる。

 

なんで自分だけがこんな境遇なのか、損した気分になる。

 

ここまできたら、調べ出してしまうよね。。。

 

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「離婚」

 

突き詰めていくと、たくさんの思いと理由がある気がする。

でもそれに名前をつけて、理由づけするなら

“性格の不一致”になるんだろうな…