久しぶりの投稿になりました。その間に、模擬テストがあって、修学旅行があって、模擬テストの結果が返ってきて、その結果は散々で、とまあ、色々なことがございましたが、なんとか元気にやってます。

 先日投稿した短歌が、予想以上に好評で嬉しかったです。という訳で今回も、短歌について触れてみようと思います。前は詠んだので、次は評論にしようかな。



 子供よりシンジゲートをつくろうよ「壁に向かって手をあげなさい」


 上の歌は歌人、穂村弘の第一歌集「シンジゲート」に載せられた、代表的な一首である。シンジゲートとは、大規模な犯罪組織のことを指し示す言葉だ。しかし、このままでは、この歌が何を言っているのか、わからない人もいるんじゃないか。ということで、ここではこの歌の内容を、軽く劇の様に説明したい。私自身の解釈のため、人と異なる可能性もあるが、勘弁して欲しい。私の思い描いた場面は、こうである。


 暗い台所で、2人の男女が向い合っている。

女「ねぇ、私達も、そろそろ……」

男「いや……まだ、ねぇ。ほら、僕たち若いし……、」

何やらモゴモゴ反論する男性。

女「何よ!私との子供は作りたくないって言うの!?」

男「い、いや、そういう訳じゃないんだけどさ、ほら、

  責任が取れないっていうかさ、、、」

ふっと思いついた様に顔を明るくする男性

男「ほら!子供より、シンジゲートを作らない?」

女「は?」

男性は手で銃のかたちをつくり、芝居がかって

男「壁に向かって手をあげなさい!なんてね!」

場は和やかになるどころか、凍り付く。

女「もう……、いいわよ!!!

泣きながら席を立つ女性、おどおどする男性……。


 こんな場面である。ちなみに私はこの後は、男性は振られるに一票。いつまでも子供みたいな男性に、苛立ちを超えて悲しみを覚える……。

 話は変わるが、穂村弘はエッセイを読む限り、かなりなよなよした男性だ。子どもを作るのも、家を買うのも怖くて出来ない。好きなタイプを聞かれれば、「熊に襲われたら僕を守って戦ってくれる人!」と公言していた。この歌の男性は、穂村さんなんじゃないか……。また少し話題がズレるが、穂村さんは何故か大変モテる。気になる人は、「穂村弘 モテる」で検索をかけてみて欲しい。たくさんの武勇伝に出会えるはずだ。

 長くなったが、学校などでこの歌の意味を聞かれたら、

「シンジゲートに憧れるような無邪気でバカな男の人が振られた場面です。ちなみにあなたは穂村さんみたいな人をどう思いますか?」

そう答えてみて欲しい。



以上私の評論です。短歌って以外とハードル低い娯楽なんだなと、思って頂ければ幸いです(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

「私はこの歌は、こういう意味だと思うなあ」等の意見があれば、どんどん教えてください!