死に近い次元で生きていた彼女は知ったんだ
幻を愛していたことを
頭にきて熱い紅茶放り投げたなら気づくはず
彼女は虚無の存在を愛し夢を見て
家族よりも大切にしていたことを
偽りの世界で癒されていた気になっていただけ
残るモノはないと知っても
見果てぬ夢を見ていたんだ
家族の入れた熱い紅茶が舞った瞬間の長いこと
本当に大切なものが散った瞬間だ
何が愛で
愛を裏切り
偽りのほうの愛に悩み
寝込んで
疲れて
書いて
お金かけて
もう彼女は気づいたから
悩まないし
振り向くこともないだろう
嘘の愛は紅茶と共に散ったから
本物の愛を踏みにじっていたことに
ショックを少し受けながら
たどり着いた島は家族友人現実
お金なんて失ってない
無いモノのことを考えなくなった彼女は
再び人生をやり直すでしょう
「甘い蜜だけで育ったサナギ
すぐ死んでしまうと教えられたのさ」
誰かが教えてくれたんだ
死ぬ価値はない
しかし生きてく価値ならある
まだ間に合う
彼女はまだ間違いをしていないんだから
故郷へと戻ってゆけ
そして本物の笑顔で家族の手を取り
愛を取り戻すんだ
有意義な時間だったけど
本物の有意義な時間を過ごすんだ
借りはいらない
貸した借りもない
なくしたものなんてない
愛をつかむだけ
そしたら朝ちゃんと目を開けて生きるだろう
夢見てる時間は終わり
愛しても寂しい時間は終わり
日本人向けに作られたトルコ料理もおしまいさ
写真の中の可愛い犬もまだ生きてんだろ
愛してやれよ眠るまで
さらば狂言者よ
もう二度と彼女は現れない
約束なんてしてなかったのさ
バイクでも買おうかと彼女は今考えている