オリンピック開会式を見て、ぼおっと、

上様にマツケンサンバしてもらったら良かったのに。

と思ってたら、

同じこと考えてた人がたくさんいたのですね。

 

ネット上でも、かなりな盛り上がり。

開会式があかんねんやったら、閉会式に是非「上様」を!

という声が盛り上がってました。

まぁ。

ネット民の声は叶いませんでしたが。

このマツケンサンバ。

私には非常に懐かしい曲です。

説得力に欠けますが…。

時代劇は正直あまり好きではありませんでした。

昔、作家を目指していた時期があるのですが、

その頃、
鬼平犯科帳

(中村吉右衛門版)

というテレビ時代劇で、沢田小平次の役を演じられていた

「真田健一郎」さんという元新国劇の役者さんと知り合いました。

今から25年以上前の話です。

当時は商業演劇最盛期。

その真田健一郎さんが、「松平健」さんの公演にも、ちょくちょく出ておられたので、

私自身は松平健さんのファンではないけれど、

松平健公演は、名古屋・大阪・福岡と、

何度も鑑賞する機会がありました。

その公演のフィナーレでミュージカルのカーテンコール的な演出として出演者総出の「マツケンサンバ」が歌われていました。

マツケンサンバの後、松平健さんのご挨拶。

それが終わると、出演者が一人三枚づつくらい「松平健」さんの名前が染め抜かれた手ぬぐいを客席に投げる。

というのが定番のようになっていました。

で、我が家には、「真田健一郎」さんが出演された過去の商業演劇のプログラムが結構残ってるんですよね。

この棚の一番左。

平成18年信長というのは市川海老蔵さんが信長を演じられた舞台で、東京・新橋演舞場

大阪・松竹座

で公演された芝居です。

これが真田健一郎さん生前最後の舞台出演でした。

実は、これらの品々。そろそろ処分しようかと考え始めていたところだったんですよね。

この博多座の公演では、川合伸旺さんが急病降板。

違う役で稽古に入ってた真田さんが、セリフを全部入れ替えて代役に。神経使って「歯が痛くなった」とか言ってたよなぁ。

とかね。色々と思い出もあるのですが、この思い出も、あくまで私一人のみのもの。

私に何か起きて、こんなの大量に残されたら、

旦那も困るだろうなぁ。と思って。

そんなことを思ってた矢先に。

オリンピックで降ってわいたように復活した「マツケンサンバ」

うーん。

これは、ちょっと処分するのは保留にしとこうか。

となりました。

で…。

当時ですら、一度も購入したことのなかったマツケンのグッズ

マツケンアクキー

(マツケンアクリルキーホルダーの略)

を、まさかの購入。

愛用しているキプリングのバッグのゴリラを取り外して、これをぶら下げようとしているのであります。

キプリングは非常に使いやすいので何代も愛用しています。