令和元年12月31日。
明日の元旦。目が覚めたら顔面皮膚炎がきれいさっぱり消滅していますように。
と願いながら就寝。
明けて令和2年元旦。
謎の難治性顔面皮膚炎は正月休みにはならなかった。
前日の大晦日の就寝前まではなかった毛嚢炎が下唇の中央辺りにぷっくりと赤く盛り上がって、
中央には膿が…。
目覚めた途端、すごく痛かった。
年明け早々、気分は沈みました。
場所が場所だけに、物を食べる時に、気を付けてても必ずあたって、
さらに腫れました。
毛嚢がつぶれて、又血と浸出液でがびがびに。
4月末を迎えたら、謎の難治性顔面皮膚炎発症から、
もう二年。
もう耐えられない。
もう我慢出来ない。
もう終わりにしたい。
頭がおかしくなりそうでした。
それでも、歯科金属アレルギーについては検索を続けてました。
そうすると…。
某医科歯科大学病院のような、たくさん歯科金属アレルギーのパッチテストを実施するところでも、
歯科金属アレルギーで実際に歯科金属除去をすすめるようなことは、
一年に数件しかないという記載を見つけました。
そんな稀なケースに私自身が本当に該当するのだろうか?
新たな疑問が頭をかすめます。
歯科金属アレルギーのパッチテスト受ける必要性、本当にあるのだろうか。
でも。発症2年になる前に白黒はっきりさせよう。
金属アレルギーのパッチテストを実施している皮膚科へ、正月休み明けに問合せをし、
検査する週を決めました。
1月の最終週に皮膚科で、まず↓試薬を背中に貼り付けました。
この日からブラジャー出来ません。
風呂も入れません。
検査的には↓こんな流れ
試薬を貼った翌日は、もう痒くて痒くて。
じっと我慢しました。
試薬貼って二日後、再度皮膚科へ行き、試薬をはがします。
マジックで直に背中に試薬に合わせたマスを書かれました。
丸い囲みが反応している金属です。
この日に一度目の判定。
さらに、翌日も三度目の皮膚科へ。
二度目の判定。
検査結果は、
「コバルト」「クロム」「水銀」
の三種類の金属に反応。
パッチテストを受けた皮膚科の医師が言いました。
「自分から歯科金属アレルギーのパッチテストをしてほしいと訴えてこられる方のほとんどが、テストしてみても反応出ないんですよ」
と…。
すぐに診断書を書いてもらいました。
歯科金属アレルギーで良く耳にする「パラジウム」とか「インジウム」での反応はありませんでしたが、
こうして、私の歯科金属アレルギーの可能性が裏付けられました。
これは、すなわち、これまで発症原因が謎のままで、こちらから攻めていきようがなく、
対処のみに終始していた顔面皮膚炎に対して、
こちらから攻めて行ける理由がはっきりとした瞬間でした。
続きは次回更新したいと思います。