顔面にのみ集中して起こる「毛嚢炎」の理由を探っていくうちに、
手のひらや足の裏に小さなぶつぶつ水疱ができ、その水疱が膿を持った膿疱状態になる「掌蹠膿疱症」
という疾患にたどり着きました。
掌蹠膿疱症に注目したのは、発症部位に違いはあれど、
水疱が膿を持った膿疱状態になる。
↓
毛嚢炎
と同じではないか。
それなら、掌蹠膿疱症の膿疱の発生原因は何なんだろう。
1・発症原因を突き止められない場合も多い。
2・金属アレルギーが誘因となることがある。
3・喫煙
4・副鼻腔炎・歯周病・扁桃炎
この4項目の中で、
1・発症原因を突き止められない場合も多い。
4・副鼻腔炎・歯周病・扁桃炎
の二つは私と共通点がある。
発症原因が突き止められないから、自分で探っているし、
2017年。慢性副鼻腔炎が発覚。40日ほど抗生剤の内服をしました。
そして、私は、現在でも慢性的に肥大してしまっている扁桃腺炎を持っています。
ふーん…。
扁桃腺が原因となることもあるのか。
だけどな。
「こんなにすぐに症状がぶり返したのは、アレルゲンに接触し続けているからに違いない」
と言ったあの最初の皮膚科の言葉からすると。
唇の輪郭を縁取るような毛嚢炎。
そして、2019年5月から新たに発生して症状に加わった目のまつ毛の毛穴の毛嚢炎。
これは、アレルゲンに接触し続けているから治まっては発生。治まっては発生を繰り返しているのではないか?
それなら…。
むしろ疑わしいのは、
2・金属アレルギーが誘因となることもある。
やないのか。
私は腕時計と自らの仕事であるパワーストーンブレスレット以外のものを身に着けることがありません。
どんな類のアクセサリーとしての貴金属も、ほとんど身に着けることがないのです。
となると、
金属に接触したことによって発生する接触性皮膚炎の線は消えます。
残るは、内部からくる全身型金属アレルギーの線。
貴金属を身に着けない私が金属アレルギーから皮膚炎になったと仮定すると、
浮かび上がったのが、
顔面すなわち頭部。口腔内に存在する。自分ではどうすることも出来ない。外せない金属。
それは、
「歯科金属のアレルギー」ではないのか。
ここにたどり着いたのが去年の夏頃。発症から一年四ヶ月が経過しようとしていたころです。
続きは次回へ。