事件は、先週の月曜日の朝に起こりました。
朝食後、婦人系クリニックで処方されていたフリスクミントの粒ほどの小さな薬を服用して数分後…。
いきなり血圧がドカンと上昇。
めまい。耳鳴り。手の震え。動悸と心拍亢進。
立ち上がることも出来ません。
意識が遠のきそうになるのを、ひたすら
「あかん。意識失ったらあかん」
と自分に言い聞かせ耐えること小一時間。
まず動悸が治まってきました。
一時間半経過。
心拍亢進と血圧上昇だけを残して収束。
二時間を経過したころから血圧も徐々に下降をはじめました。
途中、処方したクリニックに電話したら、
「安静にしていてください」
の一言のみ。
処方薬を受け取った薬局の返答は、
「1%の方に出る副作用のようです。血圧上昇が続くようなら内科を受診してください」
でした。
翌日、薬を処方した婦人系クリニックではなく、
かかりつけ消化器内科クリニックを受診。
先生いわく、「救急車呼べは良かったのに」というほど、月曜日は危険な状態でした。
ほとんどアナフィラキシーに近い症状ですね。
火曜日には血圧でなく、今度は体のあちらこちらの筋肉が痛み始めました。これも副作用の一つでした。
頻回の排便を含む消化器系の症状も出ました。
月曜日中に服用した薬の作用自体は消えたはずでした。
水曜、木曜と、少しづつ副作用症状は消えていったのですが、
木曜日。夕食を食べている最中に、突然体が鉛のように重くなったと思ったら、血圧が急上昇。
そのまま緊急受診・降圧剤緊急処方される状態になりました。
月曜日にも死ぬかと思いましたが、
実は、木曜日のこの不意打ちみたいな血圧急上昇が一番しんどかったです。
この私にとっての猛毒の正体は、
「女性ホルモン」の薬。
不正出血で受診。血液検査でホルモン補充療法のタイミングに入ったとのことで、ごく普通に処方される、
ありふれたお薬です。
昨日で8日間経過。
エコー、CTを含む色々な検査をして、副作用の後遺症はほぼ消えたであろう。と昨日ようやく検査結果が揃いました。
が、しかし…。
あの血圧急上昇した夕食の時刻になると、
心臓がどきどきして、ご飯を受け付けない。
何となくまた、箸も重いくらいに体がだるくなるような気がする。
で、みるみる痩せてきました。
そうです。わたくし。
「トラウマ」になってしまったのです。
だけど、↑この過去に読んだ本の内容を思い出して、
「リセット」法なることをしました。
結果。
昨日から「ばくばく」は食べられないけれど、食事をとれるようになりました。
しかしね…。
相手、ホルモン剤だから、確かに月曜に服用した薬はもう吸収されてしまったけど、ホルモンに反応してしまった体が、次々と症状を引き起こします。
本当…。薬って恐ろしい。
と思いました。