金沢シリーズ第六回更新です。
23日の木曜日、今度は金沢から離れました。
「能登有料自動車道」と呼ばれ長年有料だった道路が、「のと里山道」となり今年四月から無料になったそうです。
その「里山道」がひたすら続く深く険しい山並みを、とある場所へ向かいます。
私も約六年ぶりでこの道路を通りましたが、五月後半のこの時季に通るのは多分初めて…。
この辺りの山々にはこの時季それはそれはすごい「山藤」が咲いているんですね。
野生なのでしょうか?
大木にまとわりつくようにおびただしく咲く「山藤」が妖しく美しく、
山肌をまさしく「藤色」に染めてました。あんなすごい「藤」の群生は初めて見たな。
ただ、残念ながら「高速」で走る車内からその山並みの写真はとてもじゃないけど撮れませんでした。
同じ「高速」でも…。
これは撮れた↓途中のPAにあった「高速干物乾燥マシーン」

$がーこの世界観-七尾

そして、これはとある場所の大木にまとわりついて咲く群生「山藤」の一部…。
これ、ともかく巨大です。
ただ、咲いている場所がちょっと…。
良く○○に咲く桜は綺麗だと耳にしますが、「山藤」も同じなのかもしれません。

がーこの世界観-七尾
がーこの世界観-七尾
がーこの世界観-七尾

この辺りは、山も深く、「奇祭」なども残っており、その昔平家の落ち武者が流れ着いたという伝説が残る場所もあります。
だから、文明の発達した現代人にはとうてい理解できないような現象も起こったりします。「落ち武者」も生き残るために必死だったであろうし、土地の人間も刀を携えた落ち武者から「みずからを守る」ことに必死であった事もあるだろうと思われます。
このような「落ち武者」伝説は、この「能登」だけではなく、中国・山陽・九州など各地に数多く残されており、有名なところでは「落ち武者の祟り」を題材にした「八つ墓村」などという映画もありましたね…。
言い換えてみれば、そういう「伝説」だらけなのがこの「日本」なのかもしれません。ふと、見た景色の中に見えた少し盛りあがった木立。
そこに立つ「落ち武者」の姿がふうっと頭をよぎりました。

$がーこの世界観-七尾

$がーこの世界観-七尾
見えないはずの「落ち武者」の亡霊の仕業なのか、この後、ひょんなことから道に迷う事になりました。
うーん。
今考えても、あれは…。
ただ悪い事ばかりではなかったのですが…。
迷い道の途中で、「梅屋」の「黒糖まんじゅう」というものに出会いました。↓

$がーこの世界観-七尾
この「黒糖まんじゅう」むっちり・ほわほわ・あっさりこしあんで、激うまでした。
「祟り」は怖いが、
「饅頭」はうまかった…。
その後、ほどなく無事「のと里山道」に戻ることができました。
「金沢」へ戻ったのは午後三時前。
ものすごく遅くなったので「昼食」は金沢「ご当地ラーメン」↓「8番ラーメン」の「小さな野菜ラーメン・味噌バター」をいただきました。

がーこの世界観-8番ラーメン
がーこの世界観-8番ラーメン
晩御飯は、やはり「金沢」へ来たら外せない「ハイレベル・回転すし」へ…。
うーん。
地物の「甘エビ」は確かにうまかったんだけど…。
「のどぐろ」もそこそこだったんだけど…。
「昼ごはん」と「夜ごはん」までの間が短かったせいか、正直この店はもうひとつだった。
それと、この時はアベノミクスに始まる急激な「円安」による「燃料高騰」で「イカ漁」が操業停止している船も多かったのか、北陸らしい旬の「イカ」が、まったく食べられなかったことが、いささか残念でもありました。

がーこの世界観-すし喰いねぇ
がーこの世界観-すし喰いねぇ
本日はここまで。続きは次回更新をお待ち下さい。