前回の更新で「あびこ観音・節分大祭」について更新しましたが、実は2月3日のその日、もう一ヵ所立ち寄っていた場所がありました。
今年の「節分」の日は、意外と温かかったので、もしかしたら近所の氏神様の境内にある「天満宮」の「梅」が咲いているんじゃないかと、ふと思いついてしまったんですよね。
で、お昼御飯を食べてからすたすたと氏神様へ出かけてみたところ、
「節分」の催しをしていました。
そういえば、「節分」ってどこの社寺でも、何かしら催しがありますよね。
「がーこ」の近所の氏神様では、
「がん封じ」
の「甘酒」がふるまわれていました。
たくさんの人達に混ざり本殿に参拝してから、境内にある「天満宮」にも参拝。
「梅」を見てみたのですが、さすがに「盆梅」ならいざしらず、屋外の「梅」はまだつぼみのままでした。
ちょっと気が早かったなぁ…。
と、一度は境内を出て帰りかけたのですが、その時、
「豆まき8分前…皆さん持ち場について下さい」
と、マイクを通して「長老」と思われるお声が聴こえました。
そして直後に、
「三時から最終の豆まきを行います。皆さん、豆もらって帰って下さいよ」
と、とても「のどかで楽しげ」な言葉が続きました。
一度は帰りかけていたものの、この「長老」?の「のどかで楽しげ」な声に誘われ、再び境内に戻った「がーこ」社務所の近くで時間になるのを待ちました。
さて「8分後」
にぎやかに豆まきが始まりました。
「鬼は外」
「福は内」
と、最初は普通の掛け声だったのですが、「長老」がマイクを手に「皆さん、後ろの人にもちゃんと豆まいてあげて下さいよ!」と声を張り上げます。
しかしながら、「豆まき」をしている方達、ほとんどご高齢なので、そんなに後ろのほうまでは「豆」が飛びません。
すると、「長老」みずから豆を、ぐわしっとつかみ、
「鬼は外ですよ」
「鬼は外ですよ」
を連発、がんがん豆を放ります。
「福は内」を言い忘れてるよ…。
と思いつつも、「長老」
「はい、鬼は外ですよ。鬼は外ですよ」
と連呼。
最後にほとんどの豆をみずから放り投げた「長老」が、
「はい。今年の豆まきはこれでおしまい。また来年!」
大盛況のうちに「豆まき」は終了。
群がっていた人達は散り散りになりました。
見てただけですが、なんだか、楽しかったです。
冷え切った「がーこ」の心を一時なごませてくれた「長老」ありがとう。

すっかり前置きが長くなりましたが、あれから一週間。
本日「氏神様」の天満宮に立ち寄ったところ…。
「白梅」が3輪だけ咲いてました。

$がーこの世界観-華表神社・天満宮梅

一週間前が嘘のように誰もいない境内で一人。
近づき始めた「春」を感じる本日の「がーこ」でした。