七回に渡る本編と四回に渡る番外編で綴った「東京一人旅シリーズ」本日最終回更新です。

 今回の一人旅は実に過密なスケジュールで、時間のロスは最小限にしておきたいところでした。ゆえに、綿密にスケジュールのコース配列を行っておいたのですが、上京トップに組み込んだのが、現在NHKで朝の連続ドラマがオンエアー中の「梅ちゃん先生」の舞台にもなっている「大田区・蒲田」のとある和菓子屋さんへの訪問。
 
 もともと、ネットでのお取り寄せでお付き合いを始めた和菓子屋さんでしたが、その取り寄せた「カステラ」があまりに「うますぎて」(ちなみに、がーこ、カステラも好物の一つです。)その後も「お取り寄せ」をリピート。ツィッターやこのブログでもお付き合いをしていた「頑張り職人」さんと、短時間でもお会いしてみたくて、今回の訪問となりました。

 残念ながら、店舗写真はないのですが、↓こんなラインナップで営業しておられる地元に根付いた「小さな和菓子屋」さんです。
 そのお店の名前は「清野」

 
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 大量生産店には絶対にまねのできない、一つ一つに心のこもった和菓子が「売り」なお店の商品↓このシリーズ第一話のお花見で登場した「蒲田・温泉まんじゅう」黒糖が香る生地にさらりとしたこしあんこさんがgood!
 
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 そして、卵が香るふんわり生地に「しっかりとした粒あん」がサンドされた「昔たまごのどら焼き」↓
 
 
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 「どら焼き」のお隣は「一栗一粒」という栗饅頭↓中には大粒の栗が「ごろり」ほくほくしていいお味を醸し出しています。
 
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 でも、この「清野」さんで「がーこ」が「一押し」なのは↓こちら
 
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 このお菓子は「パォンデロー」というポルトガルの伝統菓子。
 最近では「半熟カステラ」という名前でいくつかのお店から発売されていますが、その何店舗かのカステラに共通して良くあるのは、「半熟部分」の「生臭さ」
 どれだけ濃厚な生地でも、焼き菓子である以上、「生臭さ」を「卵の香りが濃厚」とは言い難いです。大量生産されているものは、このセンターー部分に「卵くささ」が残っているものが多いのですが、この「清野」さんの「パォンデロー」は、その部分を実にうまく「仕事」しておられます。

 だから、中心近くを食べた時に「凝縮された濃厚な卵の味と生地の甘み」を贅沢に感じることができる。そんな仕上がり具合になっています。↓
 
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 数々の「スイーツ」を食べ尽くした「がーこ」が「一押し」するお菓子。
 それが、この「清野」の「パォンデロー」!

 ちなみに、↓お取り寄せも可能ですのでご興味がおありの方は、こちらに記載のホームページでどうぞ。
 
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 といったところで、このシリーズ最終回としたいと思います。
 長のお付き合いありがとうございました。
 

 
 ※そうそう。蒲田からの京浜東北線の電車が入ってくる時のホームメロディ「蒲田行進曲」でした。妙に「ほぉーなるほど」と一人納得した「がーこ」でした。