風光舎 -kyoto-

風光舎 -kyoto-

骨董品の買取りから販売まで風光舎にお任せ下さい
京都府京都市東山区三条通白川橋東入五軒町106
TEL & FAX 075-761-2152
営業時間 午前11時~午後18時
URL http://fu-ko-sya.com/

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お久しぶりです。
スタッフKです。

8月も残り少なくなってきましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
京都は少しずつですが暑さも和らぎ、
過ごしやすい気温になってきています。

風光舎も店内のレイアウトが変わり、
なんとなく新鮮な気持ちです!

お時間ありましたら是非お立ち寄りください。
ご来店お待ちしております!

初めまして、新人スタッフKです!

これからブログも更新していきたいと思います。

よろしくお願いします!

 

本日の気温は20度前後のようです。比較的過ごしやすそうですね。

連日の猛暑に早くも夏バテ気味だったので有り難いです...

 

あいにくの雨ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

風光舎は本日も通常通り開店しております。

朝から立ち寄ってくださるお客様もおられ、嬉しい限りです。

お足元の悪い中、ご来店くださりありがとうございます。

 

明日以降も変わらず営業致しますので、お気軽にお立ち寄りください。

ご来店お待ちしております!

 

 

 

モクセイ科レンギョウ属の落葉性低木広葉樹。雌雄異株。繁殖力旺盛で、よく茂る。葉が芽吹くまえの早春、2~3cmほどの黄色い4弁の花が細い枝に密に咲く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国原産の花。可憐な黄色。あたたかな色。

やさしいにおい。ネロリとサフランがまざったような、ほとんど薄づきの香り。

 

「レンギョウの花」と聞かされると、いったいどれがレンギョウの本体なのだろうとおもってしまう。

ウメの花、サクラの枝というのを聞くのと同様に。

 

 

一般的に、花を咲かせはじめるのは3月ごろ。

この子はさらなる早春で、来客するかたのなかには驚かれるひともおられる。早いよね。寒梅だって、見てないし。

 

俳句では春の季語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あたらしいお茶碗がたくさん入ってきたので

 

 

 

 

長山窯 梅牛之絵茶盌  ¥3,000

 

 

 

 

あえかな花のいろ

 

 

梅と牛

天神さんが頭に浮かぶのはわたしだけではないはず

 

 

おおよその天満宮には、菅原道真が愛したとされる梅の花と臥牛の像

道真の死骸を乗せた牛車の牛が突然坐りこんで動かなくなったのは飛梅伝説とおなじくらい有名な逸話

 

 

 

十牛図では仏性の象徴だったり

ヒンドゥー教では神聖視されたり

 

身近な家畜であるぶん、世界各地の習俗にありがたい姿でとけこんでいる

 

 

そんな牛と梅

 

元怨霊とは申せ学問の神様

 

 

検定試験や入学試験を控える方にこのお茶碗差し上げたら、なんだかご利益ありそう

 

 

 

 

おぼろめいた色彩ではあるが、思いのほか土っぽく、けっして儚げではない

男らしい肌を見せる高台は、かなりスタイリッシュに切り込んである

 

口縁にたっぷり残る白釉がやさしい
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店内のレイアウトがすこし変わりました

 

まもなく立春

 

 

 

 

 

 

 

(右からおおよそ時計周りに)

鉄瓶 ¥10,000

安間公彦 花りん杙螺鈿八角皿 ¥20,000(五枚一揃い)

寧楽凰嶽 葡萄古木造四方盆 ¥25,000

オランダ鉢 ¥20,000

黄楊木 香炉台 ¥60,000

朱泥 急須 ¥20,000 ×2

珠木 ¥15,000

螺鈿 棗 ¥10,000

螺鈿 香筒 ¥35,000

清風与平 煎茶椀 ¥45,000(六口一揃い)

いぶし銀 瓶 ¥15,000

李朝 錫 茶托 ¥25,000(五枚一揃い)

錫・紫檀 清朝茶入 ¥200,000

床飾り ¥60,000

北川民次 茶碗 ¥10,000

清朝 古渡り 阿弥陀仏香炉 ¥30,000

光琳蒔絵 硯箱 ¥35,000

江戸中期 野弁当 ¥50,000

銅鑼 ¥60,000

 

etc......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お茶の世界を教えてくれたひとの素性を知らない

 

 

流派の作法、順序を学ばずとも……

 

そんな手軽さがともすると軽率さへと転落することをひそかに恐れながら

宿題を課されたような気分に包まれつつ、毎日かならず点てて服するようになった

 

 

早起きできた日には静謐を知る

絶望的な気分で溶いてるような日は、最後まで味がしない

 

味が分からないことが予感されるときだって、茶碗をじっくり温めることと道具をきれいにする作業は怠らない

 

 

 

 

顔を洗うより先に

一人きりのささやかな茶事をとりおこなう

 

慌しく飲むには贅沢すぎるお茶である

 

 

 

 

教えてもらったお茶屋さんの初釜抹茶はあまりに妙味

 

人様に差しあげるのに正しい点前の仕方を身につけたいとおもった

 

 

 

 

 

 

暖かくなりだしたら野点ができますように


白川でお茶を点てて、と言ってくれたひとのために

 

 

邂逅の折には真っ先に、お茶が美味しかったことを伝えたい

 

 

茶道具を観てまわることも愉しみの一つとなった

 

 

 

 

銀瓶で沸かしたお湯がどんな味をしているか知りたい

 

茶入を持ち寄ってお煎茶したい

一揃いの茶碗に分けあって

 

磁器が可憐に響くじゃないの

 

熱燗はもういい

 

美味しいお茶を格別に仕立ててくれるのは、一に真心

その次にはやっぱりお道具ではないでしょうか